きびだんご王国 | 桃太郎伝説ときびだんごについて、岡山の有志が集まって楽しく語るサイト

きびだんご王国 桃太郎伝説

冷やしきびだんご

夏はアイスで

最近すっかり暖かくなった。バックパックを背負って街を歩くと背中に汗をかくほどだ。こういうときはどうしても冷たいものがほしくなる。

そこで、冷蔵庫を開けてみたが、あいにく何もなかった。どうしたものだろう。アイスクリームでも買いに行くか。いやいや、やっと仕事がはかどってきたところだし、外出時間がもったいない。そうだ、目の前にあるきびだんごをアイスでいただこう。

というわけで、さっそくきびだんごを冷蔵庫に入れてみた。待つこと一時間。冷たいお茶とともに冷えたきびだんごをいただいてみると、なんと美味いではないか。これなら夏はアイスでいけるかもしれない。

というわけで、アイスきびだんごのレシピを考えてみよう。まず、コーラに入れてみた。が、まずい。というかコーラにきびだんごを入れる積極的な理由が見当たらない。それどころかストローの邪魔にさえなる。これは却下だ。

次にフルーツパフェにトッピングしてみた。これはいける。特に冷えたバナナとよく合うではないか。もしかすると、この出会いはショッキングかもしれない。そもそも現在開発中の新型きびだんごも要冷蔵だし、きびだんごを冷やすということは何の問題もない。というか、アイスならではの魅力がきびだんごにはあるのだ。

そういえば、某社がラムネ味のきびだんごを販売していたっけ。ラムネ味ならまさにアイスに適しているのではないだろうか。

う~む、冷やしきびだんご、またはアイスきびだんごというのは新しいジャンルとして定着する可能性を秘めている。うどんやそばだって、熱いものと冷たいものがあるではないか。きびだんごだって、冷たいものをいただく文化があってもおかしくない。そうだ、冷やしきびだんごを広めるのだ。

というわけで、みなさんも是非、今年の夏は冷やしきびだんごをお試しください。

 

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国王は働くのみ

仕事

世間ではゴールデンウィークなどといって連休が続いているようだが、きびだんご王国国王にはそんなものは存在しない。ひたすら働くのみである。まあ、観光客が訪れる期間はきびだんごも売れるわけで、逆にこの時期暇なようならヤバイ事態なのだが…

思えば子供の頃からゴールデンウィークに家族全員で旅行に出掛けたなどという記憶はない。夏休みでさえほとんどない。とにかく、きびだんご王国というものは、世間が休みのときに忙しくなるのだ。だから、せっかくの休みでも家族全員で出掛けるというわけにはいかないのである。

これは子供にとってはつらい。私はずっときびだんご王国の宿命に嫌悪感を抱いてきた。普通の家庭がどれほどうらやましかったことか。

あれから数十年、紆余曲折があって一度はきびだんご王国から出て行った私だが、わけあって今再び国王として働いている。いつかきびだんご王国から解放されることを夢見ているわけだが、まだ当分はどこにも行けそうにない。仕方がないので今日もきびだんごをおやつに食べながら、きびだんご王国の未来について思案しているというわけだ。

そうそう、以前から取り組んで来たきびだんご補完計画だが、いよいよ新型きびだんごを紹介できそうだ。早ければゴールデンウィーク明けにも発表できるかもしれない。本当は四月中にも発表できそうな勢いだったのだが、最終段階にきてアクシデントが続いたため、調整に手間がかかっている。それにゴールデンウィークで適格者たちもどこかへ出掛けてしまったし…

とにかく、きびだんご王国国王にゴールデンウィークなどというものはない。今日も明日もひたすら働くのみである。みなさんも、もしこの連休にお出かけになるのなら、岡山のお土産として是非きびだんごを持って行っていただきたい。

 

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岡山晴れ子

岡山晴れ子

きびだんご王国のスポンサーでもある、岡山の老舗菓子舗、つるの玉子本舗が5月1日より岡山市北区平和町の本店にて新商品「岡山晴れ子」を発売します!!

岡山県産「清水白桃」「マスカット」「作州黒大豆」を使った3種類のバターケーキです。詳細については、いずれしっかりレポートしたいと思いますが、まだ発売前なので私もまだ詳しいことはわかりません。

白桃は言うまでもなく岡山で明治時代に偶然発見された水蜜桃の一品種です。その後、原種を元に様々な品種が生み出され、その数は軽く10を超えます。そうした数々の白桃の中でも最も高い人気を誇っているのが岡山市一宮地域で生産される清水白桃です。清水白桃という名前は、一宮地区の古名が清水だったことから来ています。

この清水白桃をピューレに加工して生地に練り込んだのがこのバターケーキです。有機栽培のヘーゼルナッツを加えて食感にアクセントを加えているそうです。卵はこれまた岡山市井原市原産の放し飼い地鶏の有精卵とのことで、まさに地産地消ですね。

また、マスカットのケーキも、岡山特産のマスカット・オブ・アレキサンドリアですし、作州黒大豆も岡山の勝英地域が原産の大粒の美味しい大豆です。私は試作段階で幾つか試食させていただいたのですが、甘さひかえめで上品なケーキでした。やはり卵が良いせいか、スポンジがさっぱりしているのが特徴です。その後、いろいろと改良を重ねたと聞いています。これは期待できますね。

お問い合わせは下記までお願いします。

 

株式会社つるの玉子本舗
岡山県岡山市北区平和町2-1
営業時間 8:00~18:00 日曜定休
TEL 086-222-2357
MAIL shop@shimoyama.org

 

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岡山のお土産に異変が

岡山駅

最近、岡山駅の売店できびだんごの種類が少なくなっていることをご存知だろうか。そうなのだ。きびだんごの取り扱いが大幅に縮小されたのである。いままで、これでもかというくらい様々なタイプのきびだんごが所狭しと並んでいたのだが、種類が減って随分すっきりした感がある。

これはどういうことかというと、きびだんごばかりあっても仕方がないという売店側の判断により、きびだんごの種類を減らし、代わりにきびだんご以外で岡山県産の原材料をメインにしたお菓子を増やしたというわけである。いわば地産地消というコンセプトだ。

個人的にはきびだんごが山のように並んでいる勇姿が壮観だったのだが、これも時代の流れかもしれない。とにかく、これからは地産地消なのだ。

で、どんなものが地産地消コーナーとして増えたのかといえば、ご想像どおり、岡山が誇る白桃とマスカットを使ったお菓子である。もっとも、マスカットは原材料費がかさむせいか、まだ比較的少ない。大半は白桃関連のお菓子である。すなわち、白桃ケーキ、白桃キャラメル、白桃プリン、白桃せんべい、白桃クグロフ、白桃まんじゅう、白桃羊羹、白桃ゼリー、etc. といった具合だ。

なんのことはない、きびだんごの山が今度は白桃の山になっただけではないか。思わず唖然とする感もあるが、まあみんな考えることは同じなんだろう。意表を突いて瀬戸内穴ジャコせんべいとか、鰆(サワラ)プリン、ままかりキャラメルなどを出す業者がいてもよさそうな気もするが、やはり勇気がないのだろう。

とにかく、岡山駅の売店には今大改革が起こっている。この改革の嵐はまだ当分続きそうである。恐らくゴールデンウィークあたりまで続くのではないだろうか。その頃には新しいお土産のラインナップもほぼ整っているはずだ。

一見、何の変化もないような岡山のお土産事情だが、実は、日々進化を続けているのである。そこには、業者の汗と涙、栄枯盛衰、喜怒哀楽が渦巻いている。

みなさんも、たまには岡山駅の売店に立ち寄ってみてはいかがだろう。何か面白い発見があるかもしれない。

 

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きびだんご補完計画(その2)

きびだんご補完計画

前回のきびだんご補完計画では、M.K.フィールドに守られた最強のきびだんご開発について述べた。試作品である零号機において、糖度と酸味のシンクロ率に問題があったというあの日記だ。

あれから一ヶ月、開発は予想以上に急ピッチで進んでいる。特務機関NERFのゲンドー博士によると、新しい適格者が現れたとのことで、改良を加えた初号期がすでに実験段階に入っているそうだ。

昨日この初号期のビデオを見たが、前回と異なり、外見がかなりスマートになっていた。相変わらずきびだんごと呼ぶには抵抗があるが、しかしこれなら何とかきびだんごであると言い張ることもできるだろう。外見上はそこまで完成度が高く仕上がっているのだ。

後は糖度と酸味のシンクロ率だ。前回と比べて格段に上がっているが、やや糖度が強すぎるきらいが否めない。このバランスは非常に難しく、いかに適格者といえど、相当な訓練をこなさなくては満足のいく結果を得ることはできないだろう。この問題については既に開発が始まっている弐号機で改善されていることを強く臨む。

また、M.K.フィールドにも問題が発見された。重すぎるのだ。せっかくきびだんごを守ってくれるフィールドだが、これが重すぎると、きびだんごのフォースが表面に出てこない。これではせっかくのきびだんごの個性が生きてこないのだ。このフィールドはきびだんごの暗黒面を遮断し、外敵からきびだんごを守るが、断じてきびだんごのパワーを遮ってはならないのだ。もちろん、合成着色料や保存料を用いることなど論外である。

これらの諸問題を解決し、最初の予定通り夏までに新型きびだんごを完成させたい。そういえば、名称もそろそろ考えなくてはならないな。レインボーきびだんごとか、UFOきびだんごとか、光の巨人とか、新世紀きびだんごとか、いろいろ案はあるが、まだ正式には決まっていない。

この日記を読んでいる方々には、まだ何のことかよくわからないだろうが、国家機密なのでこれ以上詳しく話すことはできない。

だが、従来のきびだんごの欠点を補完しなくては、きびだんごに未来はないのだ。
(画像はNERFの地下実験室で稼働中の新型きびだんご初号機)

 

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