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きびだんご補完計画(その5)

ゲンドー博士

きびだんご王国の特務機関NERFにおいて、ゲンドー博士を中心に取り組んできたきびだんご補完計画だが、あと一歩で新型きびだんご完成というところまできて、思わぬ事態に直面している。

上部組織(通称ゼーレ)より横槍が入ったのだ。五色のきびだんご(コードネーム: 光の巨人)のうち、なんと二色がボツになってしまった。これから開発をやり直すとすれば、膨大な労力が必要となる。エントリープラグも作り直さなくてはならない。しかも、ゲンドー博士にはまだこのことを知らせていない…

う~む、困った。実のところ、私はゲンドー博士が苦手なのだ。いつも何か企んでいるような気配が気にかかる。機嫌の悪い時に今回の決定を知らせると何をしでかすかわかったものではない。ここはひとつ、博士のご機嫌を取りながら、それとなく切り出すしかあるまい。国王もなかなか大変なのだ。

さて、新しく開発することになった二つのきびだんごを含めて、今回のきびだんごラインナップも雰囲気を一新することになった。新しいコードネームはジョゼフィーヌだ。こうなるともう私にもわけがわからない。もともと無責任がキーワードのきびだんご王国だが、一体新型きびだんごはどうなってしまうのだろう。とにかく、ここまで来た以上、補完計画を実行するしか道はない。

ひとつ間違えば、世界中のきびだんごファンを敵に回すことになるかもしれないが、きびだんごの暗黒面に打ち勝つには補完計画しかないのだ。
(画像はきびだんごのダミーシステムを開発中のゲンドー博士) 

 

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これからのきびだんご

これからのきびだんごはアイデアが大切

最近、弟がiPadを購入した。触らせてもらったのだが、なかなか快適だ。とりあえずiPhoneの大型のような感覚だが、画面が大きいので何かと使い勝手がよい。

思えば、初めてiPadなどというタブレット機器が発売されたとき、正直言って、こんなものが売れるのかと半信半疑だった。それまでモバイルと言えばノート型パソコンしかイメージできなかったからだ。

しかし、実際に発売されてみると大反響を呼び、後続の企業から同様の製品が次から次へと出て来るほどの定番商品となってしまった。全く人々のニーズというものはどこにあるのかわからないものだ。

いまだ存在しないものを開発して世に問う。これこそまさに製造業の醍醐味ではないだろうか。製造業といえば、きびだんごを作っている製菓業も立派な製造業である。同じ製造業として、我々もいまだかつてない商品を世に問うてみたいものだ。こんなものが売れるはずがない、という非常識な商品を作ってヒットするというのがなんと言っても快感ではないか。

だが、それには並大抵のアイデアでは足りない。きびだんご王国を根幹から揺るがすほどの驚愕のインスピレーションが要求される。まさかタブレット型のきびだんごなんか作っても冷たい視線を浴びるだけだし…

とにかく、きびだんご補完計画第一弾として、要冷蔵の新型きびだんごを夏までに商品化しよう。その上で、第二弾以降はありえないシリーズとして斬新な企画を練ろうではないか。

ありえないきびだんご。それをこれからのきびだんご王国の目標に掲げることにする。

 

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岡山晴れ子(その3)

岡山晴れ子01

みなさん、お待たせしました。ようやく「岡山晴れ子」の実物が入手できました。バターケーキということでしたが、写真のようにカラフルなお菓子です。岡山県産の原材料にこだわった地産地消のお土産ということで、清水白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリア、作州黒豆の3種類からなっています。 

岡山晴れ子02

写真だけでは分かりにくいかもしれませんが、清水白桃とマスカットのケーキには隠し味としてヘーゼルナッツが入っています。有機栽培のヘーゼルナッツです。恐らく、作州黒豆の入ったケーキでは黒豆の香ばしい食感が楽しめるのに対し、清水白桃とマスカットにはそのような歯ごたえがないため、食感を補う意味でヘーゼルナッツが加えられているのだと思います。クルミでもよかったのではないかと思うのですが、職人さんに聞いてみたところ、いろいろ試した中でヘーゼルナッツが一番おいしかったからという返事が返ってきました。なるほど、やっぱりいろいろ試してみたのですね。

ちなみに作州黒豆ケーキでは、黒っぽいものが入っているのが見えますが、これは黒豆の皮だそうです。黒豆の風味を引き出すために皮ごと粉砕して練り込んでいるとのこと、確かに黒豆の香ばしさが楽しめます。

全体的にしっとりとした仕上がりで、甘さもちょうどよく、上品なお菓子だと思います。岡山の名物として定着するといいですね。

岡山晴れ子03

それにしても可愛らしいバターケーキです。まだネット販売はされていないみたいですが、岡山駅のキオスクなどで入手可能です。お問い合わせは下記までどうぞ。

株式会社つるの玉子本舗
岡山県岡山市北区平和町2-1
TEL 086-222-2357
営業時間: 8:30〜18:00 (日曜定休)

 

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岡山晴れ子(その2)

岡山晴れ子

以前、5月1日から新発売の岡山銘菓「岡山晴れ子」についてお知らせしました。きびだんご王国のスポンサーでもある、創業明治20年の岡山の老舗菓子舗、つるの玉子本舗の新製品です。

岡山県産の清水白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリア、作州黒豆を使った三種の可愛らしいバターケーキですが、桃太郎大通りのつるの玉子本舗本店でしか入手できませんでした。

この度、岡山駅キオスクでも取り扱われることとなり、明日、5月11日より店頭に並ぶそうです。そういえば、先日も地元の新聞に記事が掲載されていましたね。岡山の新しい名物として定着するとよいのですが。

きびだんご王国でも近いうちに実物を入手して詳細をレポートしたいと考えています。とにかく期待しましょう。

以前の日記にも書きましたが、今岡山駅の売店ではめまぐるしく新製品が登場しています。いままで大きなスペースを占めていたきびだんご類が淘汰され、空いたスペースに地産地消のお土産コーナーが出来たためです。「岡山晴れ子」も地産地消の新作菓子としてデビューするわけですが、同様に新しいお菓子が次から次へと生み出されています。

まさに岡山駅はお土産の戦国時代といった様相を呈してきました。みなさんも是非岡山駅の売店に出掛けてみてください。きっと新しいお土産の数々に驚かれると思います。これだけお土産が増えてしまうと、もう何を選んだらいいのかわかりません。

そういう方は、迷わず「岡山晴れ子」をどうぞ。

 

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冷やしきびだんご(その2)

夏は涼しく

昨日の日記できびだんごを冷やすとなかなかいけるという話をした。冷やしたきびだんごをパフェに入れてみたりして結構楽しんだという話だ。

しかし、よく考えてみると、日本には昔から冷たいお菓子を食べる文化があったのではないか。例えば、餡だ。確かに炊きたての餡はほかほかであり、太鼓まんじゅうなどは熱くないと美味しくない。冷えた太鼓まんじゅうなど食べる気がしない。

酒蒸しまんじゅうなどでも、やはり蒸したてが一番美味しい。最近では冷凍した酒蒸しまんじゅうを出荷前に温め直したりするところもあるようだが、一度冷凍した酒蒸しまんじゅうはお酒の香りがしないので興ざめだ。やはり酒の香りを満喫するには出来立ての酒蒸しまんじゅうに限る。もちろん、冷凍さえしなければ、冷えても酒の香りは残るようだが…

さて、話が少し横道に逸れた。冷やした餡の美味しいお菓子について述べよう。ずばり、水まんじゅうである。あるいは水ようかんも挙げられるだろう。これらは冷たいほど美味しいといっても過言ではない、夏を代表する冷菓だ。どちらも美味しいが、私のおすすめは水まんじゅうである。賞味期限が短いのが玉にきずだが、私にとって水まんじゅうは夏の密かな楽しみだ。

で、肝心の冷やしきびだんごに話を移すが、要するに、水まんじゅうのように夏の定番として冷やしきびだんごを広めてはどうかと思っているわけだ。一年中、常温で食されるきびだんごだが、岡山の夏の風物詩としてスポットを当ててはどうだろう。カフェなどで冷やしきびだんごを提供する店が増えれば話題にもなる。観光客も喜ぶだろうし、岡山のPRになるではないか。

何も、私がやったようにパフェに入れたりしてアレンジしなくても、そのまま冷やすだけでも十分美味しい。冷茶などと一緒にいただくとさらに清涼感が増すだろう。抹茶にも合いそうだし、後楽園などで観光客に振る舞ってみるというのもいいかもしれない。

というわけで、きびだんご王国は冷やしきびだんごを強力にプッシュします。皆さんも是非お試しください。

 

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