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きびだんご補完計画(その2)

きびだんご補完計画

前回のきびだんご補完計画では、M.K.フィールドに守られた最強のきびだんご開発について述べた。試作品である零号機において、糖度と酸味のシンクロ率に問題があったというあの日記だ。

あれから一ヶ月、開発は予想以上に急ピッチで進んでいる。特務機関NERFのゲンドー博士によると、新しい適格者が現れたとのことで、改良を加えた初号期がすでに実験段階に入っているそうだ。

昨日この初号期のビデオを見たが、前回と異なり、外見がかなりスマートになっていた。相変わらずきびだんごと呼ぶには抵抗があるが、しかしこれなら何とかきびだんごであると言い張ることもできるだろう。外見上はそこまで完成度が高く仕上がっているのだ。

後は糖度と酸味のシンクロ率だ。前回と比べて格段に上がっているが、やや糖度が強すぎるきらいが否めない。このバランスは非常に難しく、いかに適格者といえど、相当な訓練をこなさなくては満足のいく結果を得ることはできないだろう。この問題については既に開発が始まっている弐号機で改善されていることを強く臨む。

また、M.K.フィールドにも問題が発見された。重すぎるのだ。せっかくきびだんごを守ってくれるフィールドだが、これが重すぎると、きびだんごのフォースが表面に出てこない。これではせっかくのきびだんごの個性が生きてこないのだ。このフィールドはきびだんごの暗黒面を遮断し、外敵からきびだんごを守るが、断じてきびだんごのパワーを遮ってはならないのだ。もちろん、合成着色料や保存料を用いることなど論外である。

これらの諸問題を解決し、最初の予定通り夏までに新型きびだんごを完成させたい。そういえば、名称もそろそろ考えなくてはならないな。レインボーきびだんごとか、UFOきびだんごとか、光の巨人とか、新世紀きびだんごとか、いろいろ案はあるが、まだ正式には決まっていない。

この日記を読んでいる方々には、まだ何のことかよくわからないだろうが、国家機密なのでこれ以上詳しく話すことはできない。

だが、従来のきびだんごの欠点を補完しなくては、きびだんごに未来はないのだ。
(画像はNERFの地下実験室で稼働中の新型きびだんご初号機)

 

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