きびだんご王国 | 桃太郎伝説ときびだんごについて、岡山の有志が集まって楽しく語るサイト

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のんびり楽しく

のんびり楽しく

以前の日記で、どうも最近記憶力が鈍ってきたという不安を述べた。確か英語の参考書を勉強していて長文がなかなか記憶できないという内容だったと思う。

結論から言おう。不安は払拭された。

どういうことかと言うと、要するに記憶しようとしていた文章が好きになれなかったのだ。好きになれない文章を力づくで記憶しようとしたことにそもそも無理があったというわけである。考えてみれば単純なことで、学習対象に興味が湧けば効果は顕著に現れるし、興味がなければ上手く行かない。それだけのことだ。

受験生の頃は、どうしても入試に受かりたいという強いモチベーションがあるために、面白くもない教科書や参考書、問題集と付き合うことができた。歴史の年号や数学の公式や英語の単語なども力技で記憶することができたのはそのせいなのだ。別に若いから記憶力が良かったというわけではないと私は断言する。

さて、もはや入試などない社会人になってしまうと、これを覚えないとクビだ、などと脅されでもしない限り、力技で記憶してゆくという学習法は成果を生まない。やはり、興味を持つこと、もっとはっきり言うと、楽しいこと、これが記憶の鍵なのだ。

で、記憶する文章をエッセイに変えてみた。ラッキーにも私と波長の合う著者に出会えたおかげで、スイスイと頭に入るではないか。最初に記憶しようとしていた文章よりはるかに長い文章なのだが、今度は問題ない。さすがに知らない単語のうち、どうしても意味を推測できないものは辞書を引くしかないが、それでも内容が興味深いので苦にならない。しかも、必死で努力しなくても文章が頭に残る。ついでに言うと、英和辞典ではなく英英辞典の方が楽に記憶に残るので指摘しておこう。

というわけで、私は当分の間、同じ著者のエッセイを買い集めて、片っ端から読んでみようと思う。無理にでも記憶しようというやり方はもうやめた。本当に興味があり、感動したなら、何度も読み返しているうちに自然に記憶に残るようになるからだ。それで十分だし、それこそが無理のない学習法ではないだろうか。

のんびり楽しく。案外これが最強の勉強法かもしれない。 

 

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シャア専用

赤い彗星

きびだんご王国で極秘に開発を進めている数種類の新型きびだんごのうち、国王の親衛隊(IMF)がやや暴走気味に開発に熱を入れているのが、シャア専用赤いきびだんごだ。

通常のきびだんごは30粒で1000円前後だが、シャア専用ともなると6粒で550円前後という常識はずれの価格になるとの報告を受けている。さすがはシャア、恐るべし。「フフフ、これは量産品とは違うのだよ…」という少佐(いや失礼、今は大佐であられましたな)の声が聞こえてきそうだ。

しかし、ただ高いだけでは誰も納得しない。やはりそれなりのクオリティが要求されることは当然なのだが、一体どんな味がするのだろう。来年を目処に開発しているとのことなので、まだ試作品すら出来ていないのだが、既にかなりの価格になることを見越しているということは、相当高価な原材料を予定しているに違いない。まさか、トリュフや金粉などを考えているのではあるまいな。それともキャビアやフォアグラだろうか。それともコニャックやビンテージワインだったりして。あるいは米沢牛やアワビかもしれない。う~む、こうなるともはやきびだんごですらないような気が…

確かに私は、どんなに高級な材料を用いてもよいと許可はしたが、しかし美味しくなければNGだ。「味はともかくびっくりするほど高額のきびだんごを作ったぜぇ。ワイルドだろう?」などというギャグはなしだ。とことん味にこだわる。それがきびだんご王国の掟なのだ。

そもそも、どうやって赤くするのだろう。私は合成着色料の使用は固く禁じている。ということは、花びらだろうか。それともトマトだろうか。まさかすっぽんの血では…

う~む、謎だ。とにかく、コードネーム「シャア専用」で開発を進めているインポッシブル・ミッション・フォース(IMF)の健闘を祈る。仮に失敗しても私は一切関知しないのでそのつもりで。

 

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書籍選び

書籍選びは慎重に

アマゾンで非常に低い評価が集まっている本を書店で立ち読みしたところ、とてもためになる本だったので即買いした。

一概には言えないが、レビューが20以上ある場合、大半が低い評価なら良書、大半が高い評価なら駄本であることが結構ある。ちなみに、レビューが一桁の場合はあまり参考にならない。もっとも、誰がレビューを書いているかにもよるのだが、匿名のためどうにもならない。一人一人のその他のレビューを参考にしてもよいが、そこまでするほどの興味はない。

いずれにしても自分の目で判断するしかないのだが、上記のようなことが多い理由は何だろう。低い評価を下しているレビューの中には、とても最後まで読んだとは思えないものが多い。前半だけ読んで幻滅し、低い評価を下している人もいたし、中にはタイトルが気に入らないと批判している感情的で短絡的なレビューまであった。また、流れもあるだろう。何人も続けてボロクソにこき下ろしていると、自分もその流れに乗って攻撃的なレビューをしてしまう集団心理があるのではないだろうか。大勢の人々はそう言っているが、自分は違う、とはっきり自己主張できる人はもともと少ないのだ。

で、この本だが、確かに前半はつまらない。タイトルも趣味がいいとは言えない。が、後半は実にためになる内容で、後半だけでも表示価格の二倍以上の価値があると感じた。

この本は、前半は勉強の仕方についての著者の持論であり、後半は参考書のような内容になっている。そして、前半では、努力せよ、というごく当たり前のことが書かれていた。ごく当たり前のことなので、そもそも批判の対象にはならないと思うのだが、どうやら、努力しなくても上手く行くといったノウハウや裏技を期待していた人々の反感を買ったらしい。

一般に、アマゾンでは、額に汗して学べ、といった至極真っ当な本は批判されやすい。反対に、誰でもこうすれば上手く行く、とか、たったこれだけで大丈夫、といった内容の本が人気があるようだ。これも時代だろう。

私が好きな本のひとつに長岡亮介の数学の本がある。この本の序文で、彼は基礎力をつける方法として「正しく書かれた本を、理解できるまで何度も何度も繰り返し読んで考えることである」と述べている。正論だ。ここで大切なことは良書を選ぶことと勤勉に学ぶことの二つだ。勤勉に学ぶのは当たり前として、良書の方はそう簡単には巡り会えない。私は比較的よくアマゾンで書籍を購入するのだが、レビュー通りだったことはあまりない。

やはり、面倒でも書店に足を運んで立ち読みするしかないようだ。

 

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湯沸かし器が壊れました

冷水

我が家の湯沸かし器が故障してしまいました。ガス会社に調べてもらったところ、製造から17年以上も経過しており、既に交換部品は入手不可能とのことでした。仕方なく、新しい機器を購入することになり、突然の出費にやれやれという感じです。

で、新しい機器が届くまでの数日、我が家ではお湯が出ないため、お風呂は銭湯にゆくしかないなと思っていた矢先、シャワーは一年中冷水でよいという本を見つけて購入しました。なんでも冷たい水で身体を冷やす事により、健康になれるというではありませんか。しかも、お肌まで奇麗になり若返るとも…

こうなると、お湯が出なくなったというのも何かの啓示かもしれません。さっそく弟は冷水シャワーを浴びています。魂が清められるなどとわけのわからないことを言いながら…

う~む、やはり私もこれから冷水を浴びてくることにしようかな。少し不安はあるが…

ちなみにシャワーは冷水でもいいのですが、朝のひげ剃りは熱湯が必要です。最近では電気シェーバーを使っている人も多いみたいですが、私は古風な人間なので、昔ながらのカミソリ派なのです。正直、冷水でひげ剃りは辛いものがあります。カミソリも消毒できないし…

ともあれ、新しい湯沸かし器がやってくるまでの間、毎日の日課として朝晩冷水シャワーを試してみます。案外やみつきになるかもしれません。

 

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きびだんご補完計画(その9)

きびだんごの新アイテム

さて、国をあげて精力的に推進しているきびだんご補完計画だが、きびだんごそのものの進化もさることながら、きびだんごを2倍にも3倍にも楽しめるアクセサリーとでもいうべきアイテムの開発を思いついた。

最近では、具のソースなどに見られるように、簡単手間要らずで、あっと言う間に料理がいっそう美味しくなる、そんなアイテムが次から次へと商品化されているではないか。確かに面白い。そして何より実用的だ。もともとソースと言えばフランス料理の真骨頂であり、ソースの出来映えが料理を決定づけるといっても過言ではない。一方、日本人はどちらかというとシンプルな味付けが伝統のような気がするのだが、しかし、グローバリゼーションの津波にはもはや誰も逆らえないようだ。こうした新手のソースやドレッシングなどは今後も大いに食卓を賑わしてゆくことになるに違いない。

そこでだ。きびだんご王国としても、きびだんごそのものだけでなく、その食べ方についても、新次元の提案をしてゆこうということになった。こうしたソースやドレッシングなどからヒントを得て、あっと言う間にきびだんごがいっそう美味しく食べられるような魔法のアイテムを開発してしまおうというのが、今回のミッションである。

過去にさかのぼれば、日本でもタレで革命を起した事例があるではないか。そうだ。うなぎだ。うなぎと言えば、甘みの効いたタレがかかったうなぎ丼が定番だが、あの食べ方が発明されたのは江戸時代である。それまでは、うなぎと言えば、ぶつ切りにして焼いただけの味気ない食べ物だったらしい。ところが、あのタレが発明されたとたん、庶民の間でうなぎ丼が大フィーバーしたというわけである。ちなみに、割り箸を発明したのもうなぎ屋だと言われている。う〜む、うなぎ文化恐るべし。

さて、我らがきびだんごだが、一体どんなアイテムが可能だろうか。みたらしか? 目新しさはないな。きな粉か? 既にある。チョコか? きびだんごの内部にチョコを入れたものなら存在するらしい。

とにかく、斬新かつ、アンビリーバボーなテイストを開拓しなくては意味がないのだ。そのため、我々はカレーソースや焼き肉のタレにいたるまで、ありとあらゆるコラボレーションを試してみることにした。既にきびだんご王国が誇る伝説の試食軍団、その名もグルメ四天王が動き出している。超一流のグルメハンターである彼らが、一体どんな斬新なアイデアを思いつくか楽しみだ。

というわけで、きびだんご王国の今年の夏は恐ろしく暑く、いや、熱くなることは間違いない。新アイテム開発に乞うご期待。

 

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