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のんびり楽しく

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以前の日記で、どうも最近記憶力が鈍ってきたという不安を述べた。確か英語の参考書を勉強していて長文がなかなか記憶できないという内容だったと思う。

結論から言おう。不安は払拭された。

どういうことかと言うと、要するに記憶しようとしていた文章が好きになれなかったのだ。好きになれない文章を力づくで記憶しようとしたことにそもそも無理があったというわけである。考えてみれば単純なことで、学習対象に興味が湧けば効果は顕著に現れるし、興味がなければ上手く行かない。それだけのことだ。

受験生の頃は、どうしても入試に受かりたいという強いモチベーションがあるために、面白くもない教科書や参考書、問題集と付き合うことができた。歴史の年号や数学の公式や英語の単語なども力技で記憶することができたのはそのせいなのだ。別に若いから記憶力が良かったというわけではないと私は断言する。

さて、もはや入試などない社会人になってしまうと、これを覚えないとクビだ、などと脅されでもしない限り、力技で記憶してゆくという学習法は成果を生まない。やはり、興味を持つこと、もっとはっきり言うと、楽しいこと、これが記憶の鍵なのだ。

で、記憶する文章をエッセイに変えてみた。ラッキーにも私と波長の合う著者に出会えたおかげで、スイスイと頭に入るではないか。最初に記憶しようとしていた文章よりはるかに長い文章なのだが、今度は問題ない。さすがに知らない単語のうち、どうしても意味を推測できないものは辞書を引くしかないが、それでも内容が興味深いので苦にならない。しかも、必死で努力しなくても文章が頭に残る。ついでに言うと、英和辞典ではなく英英辞典の方が楽に記憶に残るので指摘しておこう。

というわけで、私は当分の間、同じ著者のエッセイを買い集めて、片っ端から読んでみようと思う。無理にでも記憶しようというやり方はもうやめた。本当に興味があり、感動したなら、何度も読み返しているうちに自然に記憶に残るようになるからだ。それで十分だし、それこそが無理のない学習法ではないだろうか。

のんびり楽しく。案外これが最強の勉強法かもしれない。 

 

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