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B級グルメ

どんな料理が出てくるのかな

最近、全国的にB級グルメが流行っている。岡山県でも蒜山焼きそばや津山ホルモンうどんが賞を獲得し、いまや全国区の知名度を誇っている。

ここはやはり、県庁所在地である岡山市も奮起しなくてはなるまい。

私が以前から提案しているのが、岡山デミカツ焼うどんだ。岡山市と言えばデミグラスソースかつ丼の発祥地だし、これをライスではなく焼うどんでいただくというのは、まさにB級グルメにふさわしいのではないだろうか。

あるいは、特産品の黄ニラを用いて、岡山黄ニラまんじゅうもいいだろう。まんじゅうといってもお菓子ではない。イメージとしては中華料理の点心に近い。飲み屋などに行くと「にらまん」とかいう名前でメニューに載っていることもある。実は私はニラが苦手なのだが、この「にらまん」だけは好きなのだ。本当に美味しい。これを特産品の黄ニラで作ってはどうだろう。

または、伝統のあなご丼をチャーハン風に炒めて、岡山あなごチャーハンというのもいいかもしれない。岡山のあなご丼は知る人ぞ知るご当地グルメだが、最近では鰻丼の勢いに押されて、専門店を見かけることが少なくなった。確かに鰻のような濃厚な味わいはないが、あっさりとした瀬戸内のあなごは、職人の腕さえ良ければ間違いなく絶品である。これをB級グルメに生かしてはどうだろう。

というわけで、岡山市も是非B級グルメで全国を制覇してもらいたい。

ちなみに、邪道だが、C級グルメなども考案してもいいかもしれない。例えば、フライドきびだんごといった邪道のど真ん中を堂々と歩いて行く新しいジャンルだ。これはこれでウケるような気もするのだが…

 

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暖かくなってきました

山道

ここ最近日差しが強くなった。まだ風が寒い日もあるが、これからは夏に向けてひたすら気温が上がってゆくだろう。もうすぐ私の一番好きな季節になる。

そうなのだ。私は初夏が一年で一番好きな季節なのである。山道を歩いていると草の匂いがただよってくる、あの季節だ。子供の頃はよく山へ出掛けたっけ。とにかく私は虫捕りが好きで、岡山市内の山はほとんで制覇している。通常の山道だけでなく、獣道まで熟知しているほどだ。

そういえば、何度となく危ない目にも遭った。幸い、ケガをしたことはあっても、蛇に咬まれたり、スズメバチに刺されたりしたことはない。まあ、紙一重ではあったが。

で、毎年暖かくなると、山へ入る衝動にかられる。最近では虫捕りはしないが、しかしカメラを片手に昆虫写真などを撮ってみたいとは思う。私にとってあの小さな生き物たちは古い仲間のようなものなのだ。

ところが、最近の山では困ったことが起きている。野犬だ。どうやら、捨てられたペットのようなのだが、これがあちこちの山にいるようだ。去年も市内の操山という小さな山に入ったのだが、遠くから野犬の鳴き声がして不気味だった。子供の頃は蛇とスズメバチくらいしか警戒する生き物はいなかったのだが、最近では野犬にも注意しなくてはならない。

とにかく、いろんな山に捨てられた犬が住みついている。飼い主のモラルが問われる事態だが、心配なのは山で遊ぶ子供たちだ。私が子供の頃は山で楽しく遊んでいた。だが、野犬がいるとなると話は別である。

最近では部屋でゲームに興じる子供が多くなり、山で虫捕りをしたりする子が減ったようだが、私としては是非とも自然に触れる機会を増やしてもらいたいと思う。だが、肝心の野山が危険となると頭を抱えてしまう。

どうにかならないものだろうか。

 

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桜は静かに堪能したい

後楽園の桜

毎年この季節になると後楽園の周りでさくらカーニバルなる催しが行われる。みんなで桜を楽しもうという企画だ。

確かに気持ちはわかる。主旨には賛同する。しかし、少々騒がしくないだろうか。特にスピーカーから軽音楽を垂れ流す必要など全くないと私は思うのだが。

個人的にはせっかくの桜をゆっくりと静かに堪能したい。だが、大勢の観光客とスピーカーの音楽、そしておびただしい数の屋台には正直なところ閉口である。だいたい、ここは岡山だ。どうして蒜山やきそばや津山ホルモンうどんなどの屋台が並んでいるのだろう。どうせなら岡山名物で固めればいいではないか。

しかも、そうした食べ物を買ったお客たちは、みんな桜に背を向けて食べているではないか。目の前に見えるのは屋台だけだ。これはおかしい。桜を見ないで屋台を見ながら県北の名物を食べている。これでは岡山へ来た意味も、桜が咲いている意味もないではないか。

要するに何かの縁日にたまたま桜が咲いているといった感じである。もったいない。実にもったいない話だ。一年に一度しかない桜のシーズンではないか。みんな、もっと桜を堪能しようよ。やきそばやうどんなら一年中食べられるじゃないか。それより、じっくりと桜を観察し、その見事な美しさに酔いしれようではないか。

とにかく、後楽園の周りを散歩していて私は何か残念な気持ちでいっぱいになったのだった。

これなら、観光客が知らない静かな名所を探して出掛けた方が良さそうだ。実はそういう箇所は県内にたくさんある。備前にもあるし、高梁にもある。観光客だらけの新庄村だって、実は車でほんの10分ほど離れた場所にびっくりするほど見事な桜がある。

カーニバルかなんだか知らないが、私はゆっくりと静かに桜を堪能したい。
(写真は、さくらカーニバルの喧騒から少し離れた静かな場所で撮影。撮影日: 2012/04/12)

 

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悲惨な事故は胸が痛む

花束

今日は京都で痛ましい交通事故があった。死傷者が多数出ており、正直言葉がない。加害者も死亡しており、全容の解明は大きな困難を伴うだろう。

とはいえ、たとえ全容が解明されたとしても、死んだ人が帰ってくるわけでもなく、大けがをした人の身体が元通りになるわけでもない。事故から得られる教訓はいかにして同様の事故を防ぐかという対策だけである。

しかし、青信号で横断歩道を渡っていても事故に遭うとなれば、一体どのような対策があるというのだろう。ドライバーの中には意識障害や呼吸障害の持病のある人や酒を飲んでいる人、居眠りをしている人、携帯電話に気を取られている人、そして単純に殺意を抱いている人までいる。

こうなると、一歩家を出たら、常に四方八方に注意し、警戒を怠らないようにしなくてはならなくなる。まるで、幕末に京の都で活躍していた勤王の志士のようではないか。彼らは常に命を狙われていたので、絶えず神経を尖らせていた。

が、このような緊張を持続させることはまず無理であろう。どんな人間でも油断はするし、第一、朝から晩まで神経を尖らせていてはストレスでおかしくなってしまうではないか。

となると、やはり車側で対策を立てるしかあるまい。今回噂されているように、もしもドライバーに意識障害があるならば自動的に運転免許証を無効にする仕組みが必要だ。免許更新の際に障害について申告する義務があるが、ここでウソをつけばそれまでである。これはシステムの大きな欠陥と言えよう。

例えば、病院で診断を受けた際に医師から報告を受けて免許を無効にする仕組みを設ければよい。恐らく、個人情報の保護を理由に反対する政治家が出てくると思うが、人命には代えられない。何でもかんでも報告するのではなく、運転に障害が出る症状だけに限定すれば済む話だ。また、障害者の人権を盾に反対する人々も出てくるとは思うが、何とか理解していただくしかないと思う。あまりにも危険だからだ。

それから、車の方も、たとえアクセルを踏みっぱなしでも、障害物が近づくと自動的にブレーキがかかる仕組みを全ての車両に搭載すべきだろう。さらに、交差点などで青信号にもかかわらず車が近づいてきた時は何らかのアラートが発信される仕組みも有効にちがいない。

そういえば、ヨーロッパでは繁華街への車の進入を禁止している都市がある。例えばフランスのストラスブールだ。ここでは、市の中心街へは一部の業務車両を除き、車で入ることができない。交通手段は徒歩か自転車、または路面電車だ。なるほど人通りの多い場所にそもそも車が入ってこないのだから事故も起こりようがない。お金もかからないクールなアイデアだ。日本でも採用してはどうだろうか。特に観光地などでは有効だと思う。もっとも、タクシーなどは許可するしかないと思うが…

とにかく、痛ましい事故が多すぎる。予算の問題もあるが、できることから手をつけてゆきたい。特に最後のアイデアは是非とも検討すべきではないだろうか。 

 

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全国ニュースに想う

東京

夕方、テレビのニュースを見ていていつも思うのだが、どうして全国のニュースといいながらアメリカの大リーグ情報などを流すのだろうか。

地方でテレビニュースを見ていると、途中から画面がローカル放送局のスタジオに切り替わり、「ここからはエリアのニュースをお伝えします」と地方局のアナウンサーの挨拶が入る。この瞬間、画面から華やかさが消え失せ、突然自分が辺境の地にいることを思い知らされるのだ。

それはともかく、問題はエリアのニュースの直前に流れていた「全国のニュース」だ。全国というのは地方も含めた日本国内のニュースでなくてはならないはずだが、実際には地方のニュースなど大して流しもせず、アメリカの大リーグ情報やらイタリアのサッカーの試合結果などを流している。

おい、アメリカやイタリアは全国に入るのか? おかしいじゃないか。それは全国のニュースではなく、海外のニュースではないか。そんな外国のニュースを流す時間があれば、地方も含めて国内のニュースをもっと流してほしいとつくづく思う。

だが、全国のニュースで取り上げられる地方のニュースと言えば、重大な犯罪や事故、天災がメインで、例えば地方の芸術家やスポーツ選手にスポットが当たることはまずない。もちろん有名になれば全国ニュースに登場することになるが、有名ということはすでに誰でも知っているわけだから、もはやニュースでもなんでもないではないか。誰も知らない情報を伝えるからこそニュースだと思う。それがニュース本来の使命だったはずだ。

とにかく、広く認知され、ニュースでなくなった頃に全国ニュースに取り上げられるというわけのわからない現象がテレビの実態である。

さらに、もう一つ文句を言えば、なぜスポーツコーナーがあるのに、音楽コーナーがないのだ。スポーツなら、夜のスポーツ番組があるじゃないか。わざわざニュース番組の中にスポーツコーナーを設ける必要はない。そんな時間があったら、音楽コーナーあるいは芸術コーナーを設けてほしい。それこそ全国で行われているコンサートの状況や博覧会、個展といったものを取り上げればいいではないか。恐らく、ニュース番組にはスポーツコーナーを組み込むのが常識であると思い込んでいるプロデューサーだらけなのだろう。

はっきり言おう。常識は常に疑ってかかるべし。

常識にとらわれている限り、新しい発想など出てこない。私がプロデューサーなら、全国ニュースは国内に絞る。そしてスポーツコーナーは消し去る。さらばスポーツキャスターよ。何? それではプロ野球選手と結婚したがっている女子アナからブーイングが出るだと? 結構だ。そんな女子アナは私の番組には必要ない!!

などと今回も好き勝手を言いまくったが、やはり全国ニュースでは、全国(いうまでもなく日本国)の未知の情報を伝える努力をしてほしい。アメリカでイチローがダルビッシュに激励の言葉を掛けた、などというのはニュースでも何でもない。普通、激励くらいするだろ。同じ日本人なんだから。そんなどーでもいいことに電波を使うなら、国内で努力している無名のアスリートを取り上げて応援してほしい。それが全国ニュースの意義ではないだろうか。

あと、スポーツ偏重主義もやめてほしい。スポーツだけが人生ではない。だいたいスポーツは身体に悪いという研究結果もあるではないか。特にマラソンやボクシング、相撲などは見るからに身体に悪そうだ。そんなものばかりに注目しないで、もっと芸術に力を入れてほしい。芸能ではなく芸術だ。芸術キャスターや芸術リポーターなどという職業を新たに作ってはどうだろう。何事も革新が大切ではないか。

とにかく、思い込みを捨てて、全く新しいニュース番組を作ってほしいものだ。

 

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