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禁チョコ

禁チョコ

私はかなり厳格に体重を管理している方だと思う。体重計も100g単位で測定できるものを使っている。もちろん地球の自転による引力の誤差を東日本と西日本で調整できるタイプだ。最近では10g単位で表示できるものもあるらしいが、まあ100g単位で十分だろう。

で、毎日4、5回は体重を測定する。特に自宅で食事をする時は、必ず食前に体重計に載る。そして食事の量を調整しているのだ。また、就寝前に体重計に載り、もし体重がオーバーしているようなら、少し運動をして体重を下げてから寝る。毎日この繰り返しで、今ではどれくらい運動すれば何グラム体重が下がるかまでかなり細かく把握している。そのおかげで、ここ半年間、全く体重に変化がない。

ところが、この一週間ほどで300gも体重が増えてしまった。300g程度なら普通の体重計ではよくわからないくらいだが、何事にも精度を求める私としては重大事件である。なぜだ。あれほど体重管理には気を配っていたのに… 食事は常に腹八分。ご飯のおかわりはなし。茶碗は小さめ。水分摂取量にも気を使い、夜食等の間食はしない。それなのに。どうしてだぁぁ!!

思い当たることはただひとつ。バレンタインデーだ。いっぱいチョコを貰った上に、私は大のチョコ好きときている。そういえば、この日記を書いている今も机の上にチョコが…

だめだ。このままでは大変なことになってしまう。何年か前にポテトチップスにはまったときも体重が増加した。以来、完全にポテトチップスをやめている。今度はチョコをやめるしかないだろう。

ちなみに、私が何かをやめるときは徹底している。例えば、お酒だが、もう何年も飲んでいない。別に禁止しているわけではなく、機会があれば飲むつもりでいるが、自分から進んで飲むことはやめているのだ。ポテトチップスもしかり。鍋料理も3年以上食べていないな。もっともこれはただ嫌いなだけだが…

やはり、日本にバレンタインデーなどという横文字のイベントは不要だ。こんなものがあるせいで、男性たちの健康が損なわれているのだ。もしかすると日本で男性の平均寿命が女性のそれより低いのはバレンタインデーのせいかもしれない… ひょっとしてこれは女性たちの陰謀なのだろうか。いかん。危うく陰謀の罠にはまり命を落とすところだった。まさかバレンタインデーにそんな恐ろしい裏があったとは…

というわけで、私は今日ここに禁チョコ宣言をすることにした。東北の積雪よりも高く積もった目の前のチョコは処分しよう。未練はあるが、さよならだけが人生だ。

といっても女の子たちがほっておかないんだよね。来年の今頃はやっぱりチョコに埋もれているに違いない。

 

ここまで読んで腹が立ったアナタ。ホワイトチョコがかかったレモンケーキはいかがですか。

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パクリか芸術か

面白い恋人

吉本興業の子会社が販売している「面白い恋人」というお菓子が、北海道で「白い恋人」を製造販売している石屋製菓から訴えられている。なんでも便乗商法あるいはパクリ疑惑というやつらしい。私は法律のことは詳しくないため、裁判の行方は予測できないが、なかなか興味深い事例ではある。

ちなみに、岡山駅に行くとびっくりするほどよく似た名前のお菓子が所狭しと並んでいる。例えば、「岡山白桃ケーキ」の隣に「岡山の白桃ケーキ」が置いてあるが、違いは「の」の一字だけだ。また、「白桃パイ」の隣には「清水白桃パイ」である。岡山の白桃と言えば清水白桃が有名で、これを使うかどうかが決めてのひとつではあるが、単に白桃と書いていても清水白桃を使用しているお菓子もあるため、まぎらわしい。

その他にも、岡山駅には「白桃クグロフ」「白桃キャラメル」「白桃せんべい」「白桃羊羹」「白桃チョコ」「白桃キャラメル」「白桃サブレ」「白桃ロール」「白桃スフレ」「白桃プリン」「白桃ゼリー」などこれでもかと言わんばかりに便乗商品が並びまくっている。岡山と比べれば大阪の「面白い恋人」など大したことはないと思うのは私だけだろうか。

だいたい大阪と北海道は地理的にとても離れているため、大阪での売り上げが北海道での売り上げを食っているとは思えない。それともネットで売り上げが食われているのだろうか。そういえば北海道にはきびだんごと無関係なのにきびだんごという名前の付いたお菓子がある。だが、岡山のきびだんご業者が訴えたという話は聞かない。石屋製菓は「全然面白くない」と言っているが、それならば「全然面白くない恋人」という名前に変えてみてはどうだろう。これなら、「全然面白くない」と言われても、「その通りです」と開き直ることができるではないか。

もっとも、私なら「赤い愛人」とか「腹黒い恋人」とか「白い変人」とか「灰色の友人」といった名前で大胆に攻めるだろう。どうせ便乗するなら、そこまでやってほしい。

ところで、自然界ではこうした便乗商法ならぬ便乗処世術とでもいうものが古来より盛んに行われている。例えば、トラカミキリ(トラフカミキリ)だ。その外見はスズメバチにそっくりである。危険なスズメバチに似せることで補食動物の攻撃を避けているわけだ。これは擬態などと言われるが、要するに生活の知恵であり、私に言わせるともはや芸術の域に達している。こうした擬態によって反映している動物は枚挙にいとまがない。が、誰からも訴えられたりはしないのだ。

自然は寛容だが、人間は厳しいということか。あるいはパクリのレベルが未熟で芸術の域に達していないということなのだろう。その証拠に物まね芸人の中にはその芸が芸術の域に達している者もいて、彼らは訴えられるどころか、高い賞賛を勝ち取っているではないか。やはりパクるなら大胆にパクるのがいい。中途半端なパクリはみっともない。

一例を挙げると、小澤征爾というオーケストラの指揮者がいる。恐らく世界的に最も著名な日本人指揮者だ。輝かしいキャリアは誰もが認めるところである。が、そのヘアースタイルは世界音楽史上でも最悪の部類に入る。しかし、日本人指揮者の中には彼のヘアースタイルをパクる者が大勢いるのである。最近では少なくなったが、以前はあちこちにいて大いに笑わせていただいた。また、彼がネクタイをやめて詰め襟風の服を着用するようになると、これまた多くの日本人指揮者がまねた。その後、彼が指揮棒を使うのをやめると、やはり多くの日本人指揮者が指揮棒を使わないで腕だけで指揮をするようになった。

こういうのはレベルが低すぎるのでやめてもらいたいものだ。

 

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のんびり自分らしく

のんびり

先日、フランス人の友人が来日し、16年ぶりに再会した。神戸牛が食べてみたいというので、わざわざ神戸まで行き、創業30年という老舗のお店でもてなした。なんでも最近の旅行ガイドでは、神戸牛が大きく取り上げられているらしい。牛肉料理なら上等なものがフランスにいくらでもありそうなのだが、食べたいといわれれば仕方があるまい。

さて、このフランス人から面白い話を聞いた。なんとフランスでは無印良品が高級ブティックなのだそうだ。私の感覚では無印良品は庶民の味方という印象だが、フランスではMUJIと呼ばれ、高級店として人気があるらしい。商品の値段を聞いたが、結構な値段だ。フランス人のみんな、騙されてるよ~!!

しかし、同じようなことは日本でも起きている。例を挙げると、フランスでは安ワインのボジョレ・ヌヴォーが、日本では結構な値段で売られている。ボジョレというのはリヨン郊外にある小さな村の名前で、毎年ここで生産されるワインが最も早く出荷されるため(11月第3木曜日)、その年のワインの出来を予想する上でワイン業者に注目されている。が、以前はそれだけであった。ところが最近ではこれをイベントとして盛り上げる商売上手な人々が現れ、やがて日本にもマーケティングが拡大したというわけだ。フランス国内でも決して人気があるとは言えないボジョレだが、なぜか毎年大量に買ってくれる東洋の猿が現れた。フランス人業者はさぞや喜んでいるだろう。

ちなみに、日本では間違ってボージョレ・ヌーヴォーとか、ボジョレーなどと発音されることが多いが、正しくは「ボジョレ・ヌヴォー」だ。これ以外ありえない。テレビでアナウンサーがボージョレとかボジョレーとかヌーヴォーなどと発音するたびに気分が滅入る。せっかく美人の女子アナでも、その瞬間ブタにしか見えなくなってしまう。残念だ。(Wikipediaでもボジョレーとなっていた。耳が悪い人にはそう聞こえるのかもしれない。)

それはさておき、フランスで1本数百円からせいぜい千円程度のボジョレが日本では2000円以上もするというのは不思議だ。ワインの関税はかなり低い水準なので、誰かがよっぽど儲けているに違いない。一番腹が立つのは、有名人を集めて、毎年ボジョレの解禁イベントを盛大に行うことだ。フランスの商売上手なやり方を踏襲しているのだろうが、普段は1本数万円もする高級ワインを飲んでいる連中が、この安ワインをさも美味しそうに飲み、今年のボジョレはいいね、などと業者にリップサービスをする。もちろんギャラをもらっているわけだが…

しかも、こうしたイベントが毎年テレビのニュースになっている。なぜこんなものをニュースにするのか理解できない。まるで、5月頃に静岡県で水揚げされた初がつおがフランス全土でニュースになるようなものだ。恐らく、業界とマスコミが裏で手を握っているのだろう。あるいは、もっと上のレベル、例えば政府間でボジョレの輸入を推進する約束でも結ばれているのかもしれない。結局、何も知らない人々は踊らされて財布の紐を緩めることになるわけだ。

それはさておき、ボジョレにも気の利いた飲み方がある。冬の定番、ホットワイン(フランス語ではヴァン・ショーという)だ。これは赤ワインを鍋で煮て、柑橘系の果物を入れ、カシスなどで甘みを加えた飲み物だ。ボルドーやブルゴーニュの高級ワインはもったいなくて無理だが、ボジョレなら心置きなく使える。特にクリスマスの頃にフランスでは広場などにホットワインの屋台が並ぶ。まだ当分寒い日が続きそうなので、我々も試してみるといいだろう。

それにしても、CM(ときにニュース等も含む)というのはえげつないものが多いな。もうすでに十分満たされて幸せな家庭に、「いやいやまだ足りないものがありますよ」と訴えかけるのがCMだ。毎日CMを見ていると、こんなにも私の生活に足りないものがあったのか、と恐縮してしまう。だが、本当に必要な商品を宣伝しているCMは稀だ。多くは不要なものばかりである。

だが、この国の住民はCMやニュースに強く影響される。トマトが肥満解消に効くとテレビで流れると、翌日からスーパーでトマトが品薄になるという具合だ。

もういい加減CMやら有名人やらに惑わされるのはやめて、のんびり自分らしく生きていこうではないか。

 

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命名

子供の命名

以前、結婚式のアルバイトを頼まれたことがある。牧師役だ。なんでも簡単な講習を受けるだけで資格が得られるという。別にキリスト教徒である必要もないとのことだった。

どこまで本当か知らないが、胡散臭かったため引き受けなかった。そもそもキリスト教徒ですらない牧師とは一体何者なのだろう。とにかく、結婚式用の牧師とのことだが、そんないい加減なことでよいのだろうか。もっとも、新郎新婦もキリスト教徒でなかったりするわけだし、ホテルのチャペルもバチカンから認可された教会でもなんでもないのだから、あまり深く考える必要はなかったのかもしれない。

で、首から十字架をかけて、聖書を持って現れる。別に漫画本を持っていても誰も気がつかないだろう。そして、うやうやしく新郎新婦の前に立って暖かい言葉を掛ける。

「汝と汝は今何時…」などと言ってそれなりのギャラがもらえるわけだ。

う~む、考えてみるとこれはオイシイ仕事だったのかもしれない。

だが、私のように根が真面目な人間は、やはり他人の人生にいい加減な気持ちでは関わることができないのだ。関わる以上は全力投球である。

実は先日も知人の夫婦に子供が生まれるとのことで名前の相談を受けた。なんでも女の子だったら「光(ひかる)」にしようと思うが、男の子だったらどうしょう。できれば「光」という字を使いたいのだが、という相談だった。

私は三日三晩とことん誠実に思案した。そして、彼らに自信を持って提案した。女の子に「ひかる」という現在形を用いるのであれば、男の子には「ひかった」という過去形を用いてはどうだろう。字はもちろん「光太(ひかった)」だ。

我ながらナイスアイデアだと感心したのだが、その後彼らから連絡がない。結局女の子が生まれたそうだが、最終的には名詞形の「ひかり」にしたそうだ。確かに名前だから名詞形が理にかなっている。反論の余地はない。

今回は不採用だったが、命名のセンスには自信がある。他人の人生に関わることなので決していい加減な命名はしない。みなさんも命名に困ったら是非私に相談してほしいものだ。

 

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二軒の床屋

床屋

旅人がある国を訪れた。その国には床屋が二軒しかなかった。髪を切ってさっぱりしたいその旅人は二軒の床屋を見比べてみた。一方の床屋はダサイ中年のおじさんがやっていて、店は古くさく、本人の髪型もぱっとしない。もう一方の床屋はハンサムな若者がやっていて髪型も素敵だ。

で、この旅人は迷わず、ダサイおじさんの店に入った。

私はこの話が好きだ。要するに、その国には床屋が二軒しかないのだから、ハンサムな若者の髪を切ったのはダサイおじさんである。つまり、ダサイおじさんの方が腕が上なのである。

この話には医者バージョンもあるが、ストーリーは同じだ。要するに外見に惑わされてはいけないという教訓である。

しかし、世の中にはこうした理屈が全くわかっていない人が多い。例えばここにピアノ奏者の師弟がいて、先生の方は無名の町楽士であり、弟子の方はコンクールで優勝した経歴を持つ世界的な音楽家だとする。あなたならどちらの弟子になりたいだろうか。上記の話を知っていれば、無名の町楽士である先生の方に弟子入りするだろう。なぜなら優れた弟子を育てた実績があるからだ。一方、弟子の方は世界的なピアノ奏者だが、弟子を育てた実績はない。

にもかかわらず、弟子入り希望者はこの世界的な弟子の方に殺到するのが常である。私の知る限り、世界的な音楽家の弟子になって、その弟子が師匠を超えて大成する例は稀である。優れた音楽家には天才的なタイプが多く、どうやって自分が上達したのかよく覚えていない人が少なくない。だからどう教えてよいかわからないという話をよく聞く。最悪なのは、「僕は最初からできたのに、どうして君はできないの?」などと言う奴だ。こうなると生徒は救いようがない。

と、いろいろ書いてみたが、要するに物事には裏があり、私のようにひねくれた見方をしてみるのも大切だと言いたいのだ。世間では私をひねくれ者として冷たい視線を浴びせる向きもあるが、ひねくれてこそ見えてくるものもあるのだ。

さあ、思う存分ひねくれてみるがいい。

というわけで、ここであなたがどれだけひねくれる才能があるか試してみよう。

目の前に8個入り315円のきびだんごの小箱と30個入り1000円のきびだんごの大箱がある。あなたとしては、30個入りの方をたくさん売りたい。ところが、お客は8個入りばかり買っていく。

さあ、どうしたらいいだろう。なに? 安い方が売れるに決まっているって? その通りだ。ではどうしたらいいだろう?

私なら、8個入りを思い切って1500円にするのだ。そうすれば安い30個入りの方がたくさん売れるだろう。

え? なぜ数が少ない方の値段を高くすることができるのかって?

ズバリ、希少価値だ。

とまあ、ここまでひねくれることができれば、あなたはきびだんご王国の次の国王になれるかもしれない。ただし、国王は孤独だが。

 

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