きびだんご王国 | 桃太郎伝説ときびだんごについて、岡山の有志が集まって楽しく語るサイト

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きびだんごのヘソ

岡山の老舗菓子舗つるの玉子本舗のきびだんご

きびだんごには、実はヘソのあるものとないものがある。ご存知だろうか。

売店などに行くといろんなきびだんごが揃っているが、実はその製造工程にはかなりの違いがある。

原材料を高温の釜で煮るところまでは多分同じだが、最後に丸い形にする行程が決定的に違うのだ。大きく分けると、一粒一粒絞り出すタイプのきびだんごと、一粒サイズにねじりながら刃物で切り分けて行くタイプのきびだんごに大別される。

前者は最新の機材に多いタイプで、ヘソはできない。一方、後者は原始的で、必ずといっていいほどヘソができる。

ヘソがない方が見た目が奇麗だという人もいるが、私はヘソのあるきびだんごに愛着を持っている。

もちろん時代の流れには逆らえず、やがて全てのきびだんごからヘソがなくなる日が来るであろう。どうかお手元のきびだんごをよく見てほしい。ヘソがあれば、それはレトロなきびだんごなのだ。

(※上記の写真ではわかりずらいが、右下にヘソが見える。)

 

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受験生よ、騙されるな!!

いよいよ今年も受験シーズンが到来した。受験生の諸君には、体調管理に気をつけて入試では実力を発揮してほしい。

ところで最近、合格グッズやらお菓子やらいろいろ出回っているようだが、その節操のなさにはただただ呆れるばかりだ。

はっきり言おう、それらは便乗商法なのだ!! 

合格する秘訣はただひとつ。勉強することだ。それ以外ないではないか。

合格餅やら合格せんべいやら、果ては合格即席ラーメンまである。だが、こんなものを食べたところで身に付くのは体脂肪だけだ。そんな暇があったら勉強して実力を身に付けろ!!

そういえばどこだったか、伊予柑(いよかん)を使って「いい予感」がするきびだんごなどという合格商品を出したところもあったっけ。

う~む、儲けることが企業の目的とはいえ、世の中節操がなさすぎる。

バレンタインデーだって最初は時計や文具など様々なものをプレゼントしていたのに、いつの間にかチョコレート業界が便乗した。

サンタクロースだって、もともとは地味な存在だったのに、コカ・コーラが真っ赤な服を着せてCMに起用して以来、世界中で赤い服が定番となってしまった。

ハロウィンだって、元来なまはげのような行事だったのに、今ではファッショナブルで派手なイベントになってしまった。

その点、イスラム教のラマダンだけは誰も便乗しようとしない。まあ断食だからフード業界は興味がないのだろう。しかし、ダイエット業界は便乗すべきではないのか。

おっと、話がわき道に逸れてしまったが、とにかく、受験生には自分をしっかり見つめて受験に臨んでほしいものだ。

 

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お汁粉にきびだんご

当たり前といえば当たり前ですが、お汁粉にきびだんごが合うんです。寒いこの季節、きびだんご好きはこれでほっこり暖まります。

知り合いに聞いてみたところ、ほぼ全員がやっているとのことでした。

えっ! まだやってみたことがない!?

そんなアナタ、ぜひお試し下さい。プレーンなきびだんご(いわゆる基本形)を使ってくださいね。チョコや黒蜜やシロップの入ったきびだんごでは、お汁粉の味と混ざって何がなんだかわからなくなりますから。

オススメのお汁粉ときびだんごをお教えします。特にこのお汁粉は冬期限定なので今しか手に入りませんよ。

鶴が浮かんでほっと一息でおなじみのお汁粉
桃太郎大通りのきびだんご

いやあ、それにしても寒い。早く暖かくならないかなあ。

 

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きびだんご王国の憂鬱

桃太郎が持っていた魂のきびだんごは全部で7つ。

そのうちの3つは南極大陸で偶然発見され、我が国の特務機関NERFの本部地下最下層に厳重に保管されている。そのパワーが暴走しないようにロンギヌスの串をさしていることはゆーまでもない。

ちなみにつるの玉子本舗の串きびだんご「桃太郎紀行」シリーズはこのロンギヌスの串を模したものである。

さて、問題は残りの4つだ。あのクローンきびだんご大戦の最中、帝国軍のメガきびだんご攻撃を受けて以来、千年にも渡って所在が不明のままである。

ところが、最近になって王国の持つ3つのきびだんごを狙っている連中がいるらしい。先日もサイコガンを装着した宇宙海賊マムシやハゲ頭の殺し屋クリスタルボーズといった超一流の刺客に襲われた。もしや残りの4つを手にした組織が存在するのでは…

この話を評議会でしたところ、「ありえない。温羅は千年も前に滅んだ。」といって相手にしてもらえなかった。まったく危機感のない連中だ。こんなとき、依田老師がいてくれたら…

そういえば、マヤ暦によると今年は旧世界が終焉を迎えるそうだ。嫌な予感がする。

 

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きびだんごの暗黒面

きびだんごと言えば誰もが岡山の名物と思っているわけではないらしい。

きびだんごと何の関係もないグッズや組織にまで最近ではきびだんごという名前を付ける人が多いようだ。ネットで検索すればわかるが、ペンネームをきびだんごにしている者から書籍のタイトル、楽曲名、果てはキビダンゴという名前の競走馬までいる。おそらく、きびだんごという名のホストクラブやカフェ、ネイルサロンや美容外科まであるに違いない。

何かの流行かもしれないが安易すぎる。彼らはきびだんごの秘めた恐るべきパワーを知らないのだ。そのパワーは正義に用いられれば銀河にバランスをもたらすが、ひとたび恐怖に支配されると暗黒面の奴隷となってしまう。桃太郎の父親のように…

しまった。つい口がすべってとんでもないことを言ってしまった。だがもう引き返すことはできまい。桃太郎伝説のエピソード1への扉を我々はとうとう開いてしまったのだ。「赤鬼と青鬼、奴らは常に二人、師と弟子、組んで動きよる…」という依田老師の警告が聞こえてくる。

かくして、遠い昔、銀河の果て、太陽系第三惑星を舞台に壮絶な桃太郎伝説のサーガが幕を開けるのであった…

 

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