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きびだんご王国 桃太郎伝説

きびだんご補完計画(その6)

セーヌ川

今日は一日体調がすぐれなかった。このところ多忙を極めているからだろう。そういえば、睡眠の質も時間も不安定な日々が続いていた。

いかん、今日こそ早めに床に入ろう。体調を崩しては、それこそ仕事にならなくなる。寝ることもまた国王の責任なのだ。

しっかり体調を整えたら、新型きびだんご(コードネーム: ジョゼフィーヌ)の開発に着手しなくてはならない。ゲンドー博士も説得しなくてはならないし、新しい適格者も探さなくてはならない。やることは山ほどある。

それにしても、今度のきびだんごは少々やっかいだ。そもそもジョゼフィーヌというコードネームが気に掛かる。はっきり言って嫌な予感がするのだ。クレールやフランソワーズやマリー・マドレーヌならまだしも、よりによってジョゼフィーヌとは。彼女にはあまりいい思い出がないんだよね…  ま、サロメよりはましか。

などと、個人的なノスタルジーに浸っている場合ではない。本来なら梅雨入りまでに完成するはずだった新型きびだんごが下手をすると夏を過ぎても完成しない可能性すら出てきたのだ。だいたい、きびだんごなのにコンセプトがフランス女性のオシャレ生活という時点で既に私の専門領域ではない。ここはひとつ、強力なフランス女性の助っ人がほしいところだ。う~む、断ち切ったはずのフランス女性との因縁が再び襲ってくるとは、私も今度ばかりは逃げ場がないかもしれないな。

などと、勝手な妄想にふけっている場合ではない。きびだんご王国にはきびだんごの平和利用という崇高な使命があるのだ。なんとしても、新型きびだんごを完成させねばならない。

とにかく、今日は寝よう。疲れた。
(画像はセーヌ河畔、ジョゼフィーヌがよく散歩していた) 

 

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きびだんご補完計画(その5)

ゲンドー博士

きびだんご王国の特務機関NERFにおいて、ゲンドー博士を中心に取り組んできたきびだんご補完計画だが、あと一歩で新型きびだんご完成というところまできて、思わぬ事態に直面している。

上部組織(通称ゼーレ)より横槍が入ったのだ。五色のきびだんご(コードネーム: 光の巨人)のうち、なんと二色がボツになってしまった。これから開発をやり直すとすれば、膨大な労力が必要となる。エントリープラグも作り直さなくてはならない。しかも、ゲンドー博士にはまだこのことを知らせていない…

う~む、困った。実のところ、私はゲンドー博士が苦手なのだ。いつも何か企んでいるような気配が気にかかる。機嫌の悪い時に今回の決定を知らせると何をしでかすかわかったものではない。ここはひとつ、博士のご機嫌を取りながら、それとなく切り出すしかあるまい。国王もなかなか大変なのだ。

さて、新しく開発することになった二つのきびだんごを含めて、今回のきびだんごラインナップも雰囲気を一新することになった。新しいコードネームはジョゼフィーヌだ。こうなるともう私にもわけがわからない。もともと無責任がキーワードのきびだんご王国だが、一体新型きびだんごはどうなってしまうのだろう。とにかく、ここまで来た以上、補完計画を実行するしか道はない。

ひとつ間違えば、世界中のきびだんごファンを敵に回すことになるかもしれないが、きびだんごの暗黒面に打ち勝つには補完計画しかないのだ。
(画像はきびだんごのダミーシステムを開発中のゲンドー博士) 

 

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これからのきびだんご

これからのきびだんごはアイデアが大切

最近、弟がiPadを購入した。触らせてもらったのだが、なかなか快適だ。とりあえずiPhoneの大型のような感覚だが、画面が大きいので何かと使い勝手がよい。

思えば、初めてiPadなどというタブレット機器が発売されたとき、正直言って、こんなものが売れるのかと半信半疑だった。それまでモバイルと言えばノート型パソコンしかイメージできなかったからだ。

しかし、実際に発売されてみると大反響を呼び、後続の企業から同様の製品が次から次へと出て来るほどの定番商品となってしまった。全く人々のニーズというものはどこにあるのかわからないものだ。

いまだ存在しないものを開発して世に問う。これこそまさに製造業の醍醐味ではないだろうか。製造業といえば、きびだんごを作っている製菓業も立派な製造業である。同じ製造業として、我々もいまだかつてない商品を世に問うてみたいものだ。こんなものが売れるはずがない、という非常識な商品を作ってヒットするというのがなんと言っても快感ではないか。

だが、それには並大抵のアイデアでは足りない。きびだんご王国を根幹から揺るがすほどの驚愕のインスピレーションが要求される。まさかタブレット型のきびだんごなんか作っても冷たい視線を浴びるだけだし…

とにかく、きびだんご補完計画第一弾として、要冷蔵の新型きびだんごを夏までに商品化しよう。その上で、第二弾以降はありえないシリーズとして斬新な企画を練ろうではないか。

ありえないきびだんご。それをこれからのきびだんご王国の目標に掲げることにする。

 

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冷やしきびだんご(その2)

夏は涼しく

昨日の日記できびだんごを冷やすとなかなかいけるという話をした。冷やしたきびだんごをパフェに入れてみたりして結構楽しんだという話だ。

しかし、よく考えてみると、日本には昔から冷たいお菓子を食べる文化があったのではないか。例えば、餡だ。確かに炊きたての餡はほかほかであり、太鼓まんじゅうなどは熱くないと美味しくない。冷えた太鼓まんじゅうなど食べる気がしない。

酒蒸しまんじゅうなどでも、やはり蒸したてが一番美味しい。最近では冷凍した酒蒸しまんじゅうを出荷前に温め直したりするところもあるようだが、一度冷凍した酒蒸しまんじゅうはお酒の香りがしないので興ざめだ。やはり酒の香りを満喫するには出来立ての酒蒸しまんじゅうに限る。もちろん、冷凍さえしなければ、冷えても酒の香りは残るようだが…

さて、話が少し横道に逸れた。冷やした餡の美味しいお菓子について述べよう。ずばり、水まんじゅうである。あるいは水ようかんも挙げられるだろう。これらは冷たいほど美味しいといっても過言ではない、夏を代表する冷菓だ。どちらも美味しいが、私のおすすめは水まんじゅうである。賞味期限が短いのが玉にきずだが、私にとって水まんじゅうは夏の密かな楽しみだ。

で、肝心の冷やしきびだんごに話を移すが、要するに、水まんじゅうのように夏の定番として冷やしきびだんごを広めてはどうかと思っているわけだ。一年中、常温で食されるきびだんごだが、岡山の夏の風物詩としてスポットを当ててはどうだろう。カフェなどで冷やしきびだんごを提供する店が増えれば話題にもなる。観光客も喜ぶだろうし、岡山のPRになるではないか。

何も、私がやったようにパフェに入れたりしてアレンジしなくても、そのまま冷やすだけでも十分美味しい。冷茶などと一緒にいただくとさらに清涼感が増すだろう。抹茶にも合いそうだし、後楽園などで観光客に振る舞ってみるというのもいいかもしれない。

というわけで、きびだんご王国は冷やしきびだんごを強力にプッシュします。皆さんも是非お試しください。

 

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冷やしきびだんご

夏はアイスで

最近すっかり暖かくなった。バックパックを背負って街を歩くと背中に汗をかくほどだ。こういうときはどうしても冷たいものがほしくなる。

そこで、冷蔵庫を開けてみたが、あいにく何もなかった。どうしたものだろう。アイスクリームでも買いに行くか。いやいや、やっと仕事がはかどってきたところだし、外出時間がもったいない。そうだ、目の前にあるきびだんごをアイスでいただこう。

というわけで、さっそくきびだんごを冷蔵庫に入れてみた。待つこと一時間。冷たいお茶とともに冷えたきびだんごをいただいてみると、なんと美味いではないか。これなら夏はアイスでいけるかもしれない。

というわけで、アイスきびだんごのレシピを考えてみよう。まず、コーラに入れてみた。が、まずい。というかコーラにきびだんごを入れる積極的な理由が見当たらない。それどころかストローの邪魔にさえなる。これは却下だ。

次にフルーツパフェにトッピングしてみた。これはいける。特に冷えたバナナとよく合うではないか。もしかすると、この出会いはショッキングかもしれない。そもそも現在開発中の新型きびだんごも要冷蔵だし、きびだんごを冷やすということは何の問題もない。というか、アイスならではの魅力がきびだんごにはあるのだ。

そういえば、某社がラムネ味のきびだんごを販売していたっけ。ラムネ味ならまさにアイスに適しているのではないだろうか。

う~む、冷やしきびだんご、またはアイスきびだんごというのは新しいジャンルとして定着する可能性を秘めている。うどんやそばだって、熱いものと冷たいものがあるではないか。きびだんごだって、冷たいものをいただく文化があってもおかしくない。そうだ、冷やしきびだんごを広めるのだ。

というわけで、みなさんも是非、今年の夏は冷やしきびだんごをお試しください。

 

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