最近、ざくろジュースにはまっている。最初は酸味が気になって飲みにくかったのだが、慣れてしまうと実に爽やかな飲みごたえだ。そこで、シャア専用の赤いきびだんごはザクロ味でいってはどうかと開発チームに提案してみた。
すると、返って来た答えはノーではないか。一体どうしたことだろう。理由を言え。理由を。
どうやら彼らの意見では同じ赤なら断然ストロベリーの方がウケるということらしい。確かにストロベリーは私も好きだ。適度な酸味もある。特にさちのかは酸味が強く、野性味溢れる苺だ。最近流行のあまおうなどただ甘いだけではないか。生食としてのさちのかは確かに大して人気はない。だが、スイーツとして加工したときは本当に美味しい。あるいは、さがほのかという品種もいいだろう。
おや、またしても話が逸れたが、私が推奨するザクロは本当にストロベリーに劣っているのだろうか。確かに酸味が強く、万人ウケする味ではないかもしれない。だが、健康によい果物だ。特にお肌に良いというのは、女性客に十分アピールできるのではないだろうか。そして、私が特に気に入っているのがミステリアスな味覚という点だ。正直、ざくろジュースを飲んでいて美味しいのか美味しくないのかよくわからない。すっぱいのが気になるが、なぜか飲んでしまう。実に不思議な味だ。赤いきびだんごは不思議な味でもいいのではないかと思ったりもする。
だが、開発チームはわかりやすい味にこだわっている。誰でもわかる甘い味覚。可愛らしいイメージ。そして、スイーツの定番という知名度。なるほど、そうなるとやはりストロベリーに勝るものはあるまい。どうやら、ストロベリーを中心にプロジェクトが進んでいくようである。まあ、同じ赤なら、すっぽんの血よりは良さそうだ。
ちなみに、開発スタッフの中にブルーベリーおたくがいる。私はブルーベリーが苦手なのだが、彼はどうしてもブルーベリーできびだんごを開発したいみたいだ。だが、どうだろう。生食のブルーベリーはまだ食べられるのだが、ジャムやジュースなどに加工したブルーベリーはどうしても好きになれない。好みかもしれないが、私は断然ザクロだ。それにブルーベリーでは赤いきびだんごにならないではないか。まさか青いきびだんごって、それじゃあランバ・ラル専用になってしまう。
とにかく、いろんな意見があってよいと思うのだが、やはりストロベリーだろうか。
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