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きびだんご補完計画(その4)

新型きびだんご3号機

弐号機が完成し、新型きびだんごもいよいよ完成が近づいてきた。糖度と酸味のシンクロ率も申し分なく、後味もすっきりしている。万人に喜ばれるに違いないという出来である。

が、またしても問題が浮かび上がってきた。なんと、要冷蔵というではないか。きびだんごで要冷蔵など聞いたことがない。いくら新型とはいえ、本当にそうなのだろうか。

前回、きびだんごとM.R.フィールドの間の衝撃吸収剤の開発に触れたが、この衝撃吸収剤が熱に弱いことが判明したのである。そもそもNERFの地下実験室は温度が低めに設定されているため、これまで問題に気がつかなかったのだ。弐号機から地上に出して試運転をしたところ、熱に弱いという弱点が露呈したというわけである。

う~む、まずい。きびだんごは基本的にお土産だ。要冷蔵となれば、遠くから来た観光客の方々には持って帰っていただくことが難しい。もうほとんど完成したと思っていたのにどうしたものだろう。

選択肢は三つ。ここで開発を断念するか、常温でびくともしない衝撃吸収剤を新たに開発するか、あるいは要冷蔵で突っぱねるかだ。ゲンドー博士は、ダミーシステムで乗り切るなどとわけのわからないことを主張しているが、国王である私はきびだんご王国に対して責任がある。現実的な解決策を模索しなくてはなるまい。

ということで、最後の試練を迎えた感のあるきびだんご補完計画だが、これをなんとか切り抜け、3号機で完成品とし、みなさんにお披露目したいと考えている。あくまでも3号機で終わりにしたい。最悪の場合は4号機にも予算を配分するが、量産機の製造は帝国軍のクローンきびだんごのような悲劇を生みかねないのでなんとしても避けたいところだ。

というわけで、次回はいよいよ実写版の新型きびだんごを公開したいと思う。
(画像は熱により崩壊する弐号機)

 

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