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きびだんご王国 桃太郎伝説

カッパ伝説の謎

カッパ伝説というものが全国各地に存在する。感覚的には都市伝説に近い。もっとも大昔からあるので、むしろ村伝説とでも言った方がいいのかも知れないが。

実はかねてより、きびだんご王国の諜報機関であるCIA48(別名アマゾネス軍団)が、様々な角度から古来より伝わるカッパ伝説の謎に挑んでいた。そして、数年に及ぶ精力的な調査の末、詳細な報告書を提出してきた。私はなにげなくその報告書に目を通していたのだが、あまりに衝撃的な内容にしばし言葉を失った。

なんと、カッパの正体は、川で水浴びをしていた円形脱毛症のおっさんだというではないか。あるいは、まげが解けた落ち武者が、川で身を隠していたというのもアリとのことだ。その際、藻が体にくっついて全身が緑色に見えたらしい。

う~む、さすがはCIA48、見事な調査だ。これほどスキのない完璧なレポートを私は見たことがない。そうか、そうだったのか。そう考えると、全ての謎が解ける。科学的にも反論は不可能だ。

ちなみに、彼女たちのレポートには続きがある。それによると、日本人に円形脱毛症が多いのは、何世紀にも渡って頭のてっぺんをカミソリで剃り、ちょんまげなどという特殊な髪型を結っていたからではないかとのこと。何世紀にも渡って剃り続けた結果、そこには毛が不要であると遺伝子が判断し、退化が始まったと推論している。

とすると、あごひげも将来的には退化するかもしれない。

なるほど、進化論は面白い。きびだんご王国では今進化論がブームになりつつある。

 

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桃太郎のXファイル

岡山の都市伝説にはいろいろあるが、桃太郎に関するものと言えば、やはり吉備津神社に隠蔽されているというXファイルの存在であろう。なんでも大和朝廷の正当性を揺るがしかねない危険な資料らしく、明治以降、多くの研究者が閲覧を求めてきたが、宮内庁の圧力によって封印されたままになっているという。

この話、どこかで聞いた話に似ていないだろうか。そう、「ダヴィンチ・コード」だ。宮内庁をローマ教会、Xファイルをマグダラのマリアに置き換えるとストーリーがそっくりであることに気づく。どうやら大和朝廷にとって都合の悪い何かが吉備津神社に隠蔽されているらしい。

そもそも桃太郎とされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を奉るのなら吉備津彦神社がちゃんとある。一方、吉備津神社の方は攻め滅ぼした温羅(うら)の祟りを恐れてその首を収めたわけだから、いってみればこちらは温羅神社である。だが温羅神社と呼ぶのは朝廷側としては許せるはずがない。そこで便宜上吉備津神社という名称でカムフラージュし、温羅にまつわる秘密を隠した… そう考えると、すぐ近くに吉備津彦神社と吉備津神社という紛らわしい名称の神社が二つも存在する理由がなんとなく腑に落ちる。

ちなみに、吉備津神社の方が吉備津彦神社よりも格が上である。つまり、温羅の方が朝廷側より上ということになってしまう。やはり口が裂けても温羅神社とは呼べない。だが奉っているのは温羅の首であることに間違いはない。

う~む、この都市伝説、そのまま信じるわけにはいかないが、しかし何か臭う。桃太郎伝説はやはり黒い。きびだんごの暗黒面を感じる。

 

とにかく調査を続行する。

 

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