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きびだんご王国 桃太郎伝説

アキモト長官の報告

エピソードIへの入り口

以前よりきびだんご日記で何度か話題にしてきたが、桃太郎裏伝説ともいうべき、エピソード I について少しずつ謎が解明されてきた。といっても、資料の多くは歴史の闇に葬られ、頼みの綱ともいうべき吉備津神社に眠るXファイルも閲覧ができない現状では、我々の調査は困難を極めている。

だが、我々は決してあきらめたわけではない。我がきびだんご王国が誇る諜報機関CIA48の活躍により、謎の解明は精力的に続けられている。そして、日々私の元には貴重な調査報告書がもたらされているのだ。

先日もCIA48のアキモト長官から衝撃的な報告を受けた。なんと桃太郎には温羅の血が流れているというではないか。きびだんごの暗黒面に堕ちた彼の父親と温羅一族の間に一体何があったというのだろう。

アキモト長官の話によると、桃太郎の父親は大和人で、勇敢な若き戦士だったらしい。伝説の七つのきびだんごの謎を探るべく吉備の国に潜入し、素性を隠して生活していた。だが、温羅の美しい娘と出会い、禁断の恋に落ちてしまったというのだ。そして生まれたのが桃太郎である。

やがて戦が起こり、大和人に妻を殺された彼は復讐の鬼と化して暗黒面に堕ちていった…

その混乱の最中、一計を案じた依田老師は残された赤ん坊を人里離れた辺境の村に住む老夫婦に託したということらしい。

う~む、温羅と桃太郎にそんな関係があったとは。しかし、そう考えてみるといろいろと腑に落ちることがある。例えば、なぜ大和朝廷側が建てた吉備津神社に温羅の首を奉っているのか、とか、なぜ岡山では毎年、敵同士であるはずの温羅と桃太郎の祭りが一緒に仲良く催されているのか、といった疑問が氷解するではないか。

さすがはアキモト長官、そしてCIA48。この調子でいけば、エピソード I の全容が解明される日もそう遠くないかもしれない。

僅かではあるが、我々がまだ知らない桃太郎伝説の光が見えてきた。

とにかく調査を続行する。

 

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桃太郎のXファイル

岡山の都市伝説にはいろいろあるが、桃太郎に関するものと言えば、やはり吉備津神社に隠蔽されているというXファイルの存在であろう。なんでも大和朝廷の正当性を揺るがしかねない危険な資料らしく、明治以降、多くの研究者が閲覧を求めてきたが、宮内庁の圧力によって封印されたままになっているという。

この話、どこかで聞いた話に似ていないだろうか。そう、「ダヴィンチ・コード」だ。宮内庁をローマ教会、Xファイルをマグダラのマリアに置き換えるとストーリーがそっくりであることに気づく。どうやら大和朝廷にとって都合の悪い何かが吉備津神社に隠蔽されているらしい。

そもそも桃太郎とされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を奉るのなら吉備津彦神社がちゃんとある。一方、吉備津神社の方は攻め滅ぼした温羅(うら)の祟りを恐れてその首を収めたわけだから、いってみればこちらは温羅神社である。だが温羅神社と呼ぶのは朝廷側としては許せるはずがない。そこで便宜上吉備津神社という名称でカムフラージュし、温羅にまつわる秘密を隠した… そう考えると、すぐ近くに吉備津彦神社と吉備津神社という紛らわしい名称の神社が二つも存在する理由がなんとなく腑に落ちる。

ちなみに、吉備津神社の方が吉備津彦神社よりも格が上である。つまり、温羅の方が朝廷側より上ということになってしまう。やはり口が裂けても温羅神社とは呼べない。だが奉っているのは温羅の首であることに間違いはない。

う~む、この都市伝説、そのまま信じるわけにはいかないが、しかし何か臭う。桃太郎伝説はやはり黒い。きびだんごの暗黒面を感じる。

 

とにかく調査を続行する。

 

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