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きびだんご補完計画(その7)

新たなるきびだんご

新型きびだんご(コードネーム: ジョゼフィーヌ)の開発に向け、ようやくゲンドー博士の説得に成功した私は、助っ人となるフランス人女性のスカウトに奔走した。

何人か候補がいることはいるのだが、そもそもフランスにきびだんごなど存在しないため、事の重要性を理解してもらえなくて困っている。どうすれば、きびだんごがこの惑星の命運を握っている事をわかってもらえるのだろう。やはり、桃太郎伝説エピソード I や、ジェネシスがハリウッドで映画化でもされないかぎり、難しいかもしれない。

いずれにせよ、この新型きびだんごは夏頃を目処に開発を進める。完成した暁には、真っ先にきびだんご日記で紹介するつもりだ。

それはさておき、上記の新型きびだんごとは別に、私の直属の組織で全く別系統のきびだんごの開発を行っていることをご存知だろうか。などと言ってみたが、ご存知のはずがないな。なにせ初めて言及するのだから。

そうなのだ。これまでにない、いや、あってはならない禁断のきびだんご計画が私の親衛隊の元で密かに開発されつつあるのだ。今度はそもそもコンセプトがない。というか、出来上がってみなければ食べられるかどうかすらわからないシロモノだ。最悪の場合、食品ではなく、美術館にオブジェとして展示されるかもしれない、そういう現代アート的なきびだんごである。

しかし、怖いもの知らずの方には是非食べてみていただきたい。つまり、食べる人の勇気を試すきびだんごなのだ。通常、きびだんごと言えば、お金を出して買う以上、美味しく食べられるのが当たり前だと思っている人がほとんどであろう。だが、そういう資本主義の手垢にまみれた能天気な人々に一石を投じる気迫のきびだんごを作りたいと思っている。恐ろしいほど高価で、しかも、美味しいかどうか全く保証しないという、実に不遜なきびだんごだ。まさに国王の名にふさわしいきびだんごではないか。

もちろん、高額に見合うだけの原材料は保証する。現在、特殊部隊が全世界の珍味を手に入れるべく、世界中に散っているところだ。果たしてどんなきびだんごが生まれるのか。それはまだ私にもわからない。できれば年内、無理でも来年のバレンタインデーまでには開発したいと思っている。

乞うご期待!!

 

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