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心のアンチエイジング

海

私はこれまでアンチエイジングと言えば外見に関することだと思っていた。多くの人々が同様の考えを持っているのではないだろうか。

しかし、最近、真のアンチエイジングとは精神的な領域にこそ重きを置くべきではないかと考えるようになった。つまり、心のアンチエイジングだ。

と言っても、いつまでもガキっぽい甘ったれた考えを持ち続けろという意味ではない。失敗や挫折を経験し、知識や智慧を蓄えて大人になってゆくことは不可欠であり、だからこそ年をとることに意味があるのだ。年の功とも言うではないか。

問題は、新しいことに挑戦する気力を失ったり、もう若くないから何かを始めるのは遅すぎるなどと消極的になったりすることだ。私自身、年をとるということは、沢山あった夢がひとつまたひとつ消えてゆくことだと思っていた。銀河の星々のごとく、数えきれないほど無数に輝いていた夢が、少しずつ淘汰され、最後に残ったひとかけらの夢をひとつでもかなえるべく残された時間と競争するのが人生だと悟りかけていた。

今日までの人生を振り返ってみると、数々の挫折と怪我や病を得て、仕方なく遠回りをしたり、別の道を選んだりの連続であった。その結果、今の自分が存在しているわけで、それはそれでよしとしていたのだが、今ひとつ釈然としないものが心に宿っていたのだ。

そんな状態で外見だけアンチエイジングを心がけてきたわけだが、このままではマズイと感じるようになった。釈然としない心に気づいてはいたのだが、なるべく気づかないふりをしていたというのがより真実に近いかもしれない。

そうなのだ。右も左もわからず、手探りでもがいていた若かりし頃の自分を取り戻したくなったのだ。今では知識も技術もある。もし、あの頃の行動力や気力が蘇れば、今からでもいろんなことに挑戦できるのではないだろうか。確かにあの頃ほどの体力も時間もないが、それは別の方法で補うことを工夫すればよい。大切なのは外見ではなく中身の若さである。

この話題は本気になれば恐ろしく長くなるため、今日はここまでにするが、心のアンチエイジングのための手法はいろいろと議論されてよい。多分、それだけで一冊の本が書けるほど濃い内容になるはずだ。

この日記を読んでいる方々にも是非考えてみていただきたい。

 

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