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禁チョコ・エピソード I

チョコレート

今朝、私は夢にうなされて目が覚めた。チョコレートの夢である。しかも、その夢を見るのは今年に入ってから二度目なのだった。一度目はこの日記にも書いた禁チョコ宣言よりも少し前のことだ。

さて、夢の中で私は某テレビ局の廊下に立っていた。すると、ある芸能人のファンという二人の女性に囲まれ、チョコレートを受け取ってほしいとせがまれたのだ。要するに私はその芸能人に間違われたのである。私はもちろん別人だと言って断ったのだが、どうしても二人は納得しない。断れば断るほど事態が悪化してゆく。とうとう二人のうち一人の女性が泣き出してしまった。

このままではマズイ。私のせいでその芸能人の男性が酷い男だとか、女の敵だとか悪口をツイートされたりして評判を落とすことになりかねない。それにもまして、せっかく局にまで押し掛けたファンの心まで傷つけてしまう…

一計を案じた私は、とうとう自分がその芸能人であることを認めた。嘘をついたのだ。そして、素敵なチョコレートをたっぷりゲット、いや、受け取る羽目になってしまったのだった。

この夢を見てからである。私の体重が増え始めたのは。もしかすると、バレンタインデー以降の体重の増加はチョコレートの祟りだったのかもしれない。恐ろしいことだ。思えばバレンタインデーには、夢破れた数多くの女性たちや男性たちの怨念がさまよっている。いわば、無数の墓標が立つ丘。それがバレンタインデーだ。

その証拠に、チョコレート禁止令を発動した私の体重は見事に元通りになった。恐るべし、バレンタインデー。いや、怖すぎるぞ。こんな怖いイベントは法律で禁止してもらいたいくらいだ。

しかし、一番怖いのは、いざとなったら嘘をついて現実から逃避する私自身である。まさか、そんな男だったとは。確かに以前から身勝手な一面はあった。しかし、恐怖から逃げるために嘘をつくとは… これこそまさにきびだんごの暗黒面につながる心の隙ではないか。いや、この場合はチョコレートの暗黒面と言うべきかもしれないが。

とにかく、今朝は自分の心に巣くう暗黒面にうなされて目が覚めたのだ。大いに反省しなくてはならない。学ぶべきことはまだまだある…

というわけで禁チョコはこれからも続く。

 

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