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おもてなしの心

おもてなしの心

どうやら毎年岡山への観光客が減っているそうである。その傾向は歯止めがかからず、県内でも有数の観光地である倉敷美観地区まで飲み込んでいるらしい。どうやら県内では県北の蒜山高原くらいしか観光客が増加していないと言うではないか。まずい。このままではかなりまずいと言えるだろう。なんといっても、きびだんごはお土産であり、観光客がいなくなれば存在価値を疑われてしまう。

原因はなんだろう。岡山は晴れの国と呼ばれるほど天候に恵まれた土地である。県内の大部分は活断層とも無縁で、地震の被害も古来より少ない。また、海も瀬戸内海という内海であるから穏やかで、津波などの被害もそれほど心配することもないだろう。台風が来ると高波で被害が出ることもあるが、全国各地と比べると平穏そのものである。自然災害に悩んでいる人々はみんな岡山へ引っ越せばいいのにとつくづく思うほどの恵まれた土地なのだ。ひょっとすると、風水害に関する限り、岡山は日本で最も安全な土地かもしれない。

これだけ恵まれた土地なのになぜ観光客に人気が出ないのだろう。地元の有識者の方々に話を伺ってみた。すると、風水害がない土地だから、地元民は困らない。だから互いに助け合うという習慣も精神も育まれておらず、よって観光客に大してもおもてなしの心が足りない。つまりよそ者に冷たい風土があり、それが観光客を引きつけない要素ではないかということであった。

なるほど。言われてみればそんな気もする。自然災害があまりないことで、岡山には団結心とか支え合う気持ちといったものが育っていないのかもしれない。選挙にしても祭りにしても様々なイベントにしても、確かに岡山では大きく盛り上がるといったことがない。いつもそこそこ。中途半端な感が否めない。

ここはひとつ、きびだんご王国だけでも温かく観光客をもてなそうではないか。そのための企画を立案し、サイトのコンテンツを充実させてゆきたい。もちろん、皆さんからのアイデアも大歓迎である。きびだんごの紹介や美味しい食べ方だけでなく、岡山の隠れた魅力についても発信してゆくつもりだ。

微力ながら岡山を盛り上げるためにこれからも努力してゆきたい。

 

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