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iPSものコーナー

昨年は山中教授がノーベル賞を受賞されたりして、iPS細胞で大いに盛り上がった。

このiPS細胞、医学の分野で計り知れない可能性を秘めているらしい。病気の解明や新薬の開発など、医療技術の進歩が加速することは間違いないだろう。

そして、いずれは臓器を作り出すこともできるようになる日が来るに違いない。患者自身の細胞から作成できれば拒絶反応の心配がないし、第一、誰かから提供してもらうという心の重荷から解放されるのは大きい。

ところで、私の理解が正しければ、臓器そのものを個別に作成することを目指していると思うのだが、そうすると、肝臓やら腎臓やらを個別に作ることができるような日が来るということになる。

と、ここで私はふと気がついた。

それならば、牛のレバーをiPSで作ってしまえば、牛を殺さずにレバニラ炒めやレバ刺しが食べられるようになるのではないか。牛だけではない。その他の様々な動物の臓器やら筋肉やらを個別にiPSで作成できるとなると、究極的には漁も養殖も不要になってしまうと思うのだがどうなんだろう。

過渡期としては、天然の魚や畜産の肉と並んでiPSによって作成された肉などが店頭に並ぶことになろう。つまり、「天然もの」「養殖もの」と並んで「iPSもの」という新しい食材コーナーが出来るのだ。

う〜む、iPS恐るべし。医療問題だけでなく、食料問題まで解決してしまうとは…

しかし、スーパーの食料品フロアの一角を占める「iPS食材コーナー」には違和感を覚えるなあ。

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