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新しい政治の仕組みを模索しよう

政治

最近の政治を見ていると、やれ離党だ、やれ新党だと何やらごちゃごちゃした印象が拭えない。もう10年以上前から私は主張しているのだが、そろそろ議会制民主主義というシステムが古くなっているのではないだろうか。専制君主制よりは進化しているとは思うが、議会制民主主義もまだまだ過渡期の政治体系だと思う。恐らく、あと数百年もすれば、歴史の授業で学生たちが覚えさせられる20世紀から21世紀前半にかけてのキーワードのひとつとなっているだろう。つまり死語である。

そもそも、人間はひとりひとりが個性的であり、自由な思想を持っている。だから、政党といったところで何十人も何百人もの人々が全く同じ考えのもとに集まるということ自体、ありえない話だ。

もっとも、未来においてはクローン人間たちが同じ考えのもとに集まる可能性は否定できない。例えば、小澤氏のクローン人間が300人ほどいて、全員当選したとすると、確かに同じ考えの300人で政党が構成されるだろう。あるいは、どこかの新興宗教のように党員が全員出家信者で完全に教祖に洗脳されている場合も可能だろう。だが、それ以外ではありえない話だ。

というわけで、政党政治そのものに限界がきていると言えよう。私の考えを言うと、もう政党などいらないのではないか。議員は全員無所属でいい。そうなると政党助成金などもなくなるし、各部会の議事進行などの仕組みも一から作りなおさなくてはならなくなるので大変だが、世界に先駆けて議会制民主主義の次の段階のシステムに移行すれば、政治に関して日本は世界最先端のイノベーターになれるではないか。歴史に残るチャンスだ。誰か新しい政治体系を作ってみてはどうだろう。

恐らく、近い将来、選挙は全てネット投票になるだろう。選挙演説もネットが中心になる。主義主張も電子書籍という形で自由にネットで出版できるようになるし、これまでのように金がないと選挙活動ができないということはなくなるはずだ。政党助成金などなくても、誰でも好きな時に好きなだけ政治活動ができるようになる。

待てよ。そうなると、国会議事堂もいらなくなるかもしれないな。国会の機能そのものまでネット空間に移行する可能性があるからだ。そのうちバーチャル議員まで登場するかもしれないし、ひょっとすると古代ギリシャのアテネで行われていた直接民主主義を洗練したような国家運営が行われるようになるかもしれない。

いずれにしても、心に留めておかなくてはならないのは、「現在」というものが絶対ではないということだ。「現在」に必死でしがみついている人もいるが、遠い未来の人々からは哀れな目で見られているかもしれない。

 

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