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さらば、世界の車窓

今日のニュースによるとEUがイランの原油の輸入禁止を正式に決定したらしい。う~む、イランの原油はイランというわけか。なかなか鋭いおやじギャグを飛ばしてくれるじゃねぇか。EUにもシャレがわかる連中がいるらしい。

しかし、原油が足りなくなるといろいろ問題が生じてくる。まあ、政財界の人的資源が既に枯渇しているように、いつかは枯渇するのが天然資源だ。じたばたしても始まらない。この際、もっと画期的なテクノロジー開発に目を向けてみるいい機会かもしれない。その中でも交通手段というか移動手段の未来像について考えてみたい。

私が前から提唱しているのは、FAXで輸送するという方法だ。人でもモノでも全部原子レベルに分解してFAX回線で送信する。あるいは光回線でもいい。そして送信先で元の形に復元するというワザだ。これを開発すれば東京-パリ間などほんの数十秒で移動可能になるだろう。物流コストと時間は大幅に抑えられる。理論的には十分可能なのだから、おそらく、我々の孫の世代には新しい旅行のスタイルとして定着しているだろう。車窓などという言葉は死語になっているはずだ。

しかし、同時に問題も生じる。混線だ。最悪の場合、現地に着くと阿修羅男爵(古代ミケーネ人の夫婦のミイラが合体したサイボーグ)のようになっていた、などという笑えない状況も考えられる。あるいは双子がひとりになっていた、などという、まるでベルクカッツェのような存在が誕生してしまうかもしれない。ベルクカッツェの場合、男女の双子がひとりになったわけだが…

また、推理作家も困るだろう。誰でもアリバイが簡単に作れてしまうからだ。なるほど、トラベルミステリーも死語になってしまうわけか。さらば西村京太郎… さらば十津川警部… まてよ、よく考えると遠距離恋愛などという言葉も死語になるわけだし、国境だって死語になるかもしれない。

う~む、さっぱりわけがわからない世界がもうすぐそこまで来ているようだ。

 

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