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この忙しいときに

猫

最近、なぜか我が家に猫が住んでいる。

これはどういうことだろう。言っておくが、私は信条としてペットを飼ったりはしない。なぜならペットは二酸化炭素を排出するからだ。地球温暖化と戦うためにも、ペットなど飼っている場合ではないのだ。

ではなぜ、猫がいるのだろう。毎日リビングでくつろいでいると、少し離れた所からこっちをにらんでいる猫を見ていたが、ついにその謎が解けた。弟が拾って来たのだ。より正確に言うと、捨て猫を保護しているボランティアの方から里親の打診を受け、弟が名乗りを上げたということらしい。

ところで、この猫、ペットショップで買ってきた猫と違い、全く礼儀というものを知らない。一緒に住んでいながら、家族の誰にもなつかないのだ。触ろうとしても、ダッシュで逃げてゆく。ほおずりをしようとしたら、ほっぺたに噛み付かれた。猫パンチが目に入って酷い目に遭ったりもした。食事中にテーブルの上に飛び上がって皿を蹴散らすことなど朝飯前である。

要するに、部屋の中にいる野良猫状態なのだ。そのくせ、餌がほしくなると、寄って来て身体を擦りつけてくる。実に勝手な奴だ。しかもグルメときている。低価格のキャットフードなどは見向きもしない。それに趣味も多彩だ。例えば、夕食の後はサウナである。浴室に入り、風呂のふたの上でくつろぐのだ。それも、ふたの上にタオルを敷いてやらなければ納得しない。私がタオルを敷くまで待っている。一体どういう猫なのだ。

さらに、ここ数日、散歩に連れて行けと催促するようになった。夕方になるとドアに身体をぶつけてアピールし、その後、きちんと正座して私の方をじっと見ている。これがサインだ。仕方がないので散歩に出てゆくのだが、カラスやチョウに興味があるらしく、姿が見えなくなるまでじっと観察している。だいたい20分から30分くらいかかるのだが、忙しい私としてはいい迷惑だ。

で、弟はというと、猫がいるとのんびりできないらしく、猫を私に任せて、ひとり自室でマッサージチェアでくつろいでいる。確かにこの猫がいてはのんびりできないというのはわかるが…

こんなわけで、きびだんご王国にまたしても不確定要素が増えてしまった。

 

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