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ほのぼの

ほのぼの

最近、新聞のテレビ番組欄を見ていると刑事ドラマや推理小説の類いが非常に多いことに気づいた。一昔前はやたら漫才番組が多かったり、クイズ番組が多かったりしたものだが、最近は事件ものが多いようだ。

こうした事件簿系の番組は大抵凄惨な殺人事件がテーマとなっている。よくもまあ毎日毎日殺人事件ばかりドラマにするものだと少々呆れてしまう。

はっきり言おう。私は人殺しは嫌いだ。

だから、毎日毎日血なまぐさい殺人事件を扱うドラマばかり放送してほしくないというのが正直な感想だ。ただでさえ、悲惨な交通事故や理不尽な殺傷事件が毎日ワイドショーを賑わしている昨今、お茶の間のひとときくらい、ほのぼのとした安らぎの番組を放送してはどうだろう。その方が精神衛生上良いと思うのだが。

もし私がプロデューサーなら、ほんわか系のドラマでゴールデンタイムを埋め尽くす。例えば、ご隠居さんの縁側日記系ドラマなどどうだろう。主人公の老人が縁側に座っていると、小鳥が飛んで来たり、タヌキがやって来たりする。そして二時間が過ぎてゆく…

う~む、渋い。渋すぎる。ある意味感動ものだ。何!? それではちょっとつまらないだと? そうか。つまらないなどという風変わりな意見もあるようだな。では、刑事ドラマはどうだろう。タイトルはズバリ「同僚」だ。警視庁特命係に配属された敏腕警部杉下左京と若手の刑事神戸薫のデコボココンビが活躍する奇想天外な知的推理ドラマだ。特命係の朝は一杯の紅茶で始まる。そして、二人は日課のチェスをする。近所のそば屋で昼飯を食べた後、書類の整理を行い、定時に帰宅する。決め台詞は「左京さん、今日も事件はありませんでしたね。」「ハイ?」

う~む、渋い。何も事件が起こらない刑事ドラマなど前代未聞ではないだろうか。実に新しい。世界的にみても例のない斬新な企画だ。誰も死なない良い子の刑事ドラマなどというキャッチコピーで売り出してはどうだろう。

とにかく、人が殺される番組は精神衛生上良くないし、青少年の教育にも悪影響を及ぼす。ゴールデンはひたすらほのぼの系というのも一度試しにやってみればいいのではないだろうか。

 

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