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きびだんご王国 桃太郎伝説

きびだんご補完計画(その9)

きびだんごの新アイテム

さて、国をあげて精力的に推進しているきびだんご補完計画だが、きびだんごそのものの進化もさることながら、きびだんごを2倍にも3倍にも楽しめるアクセサリーとでもいうべきアイテムの開発を思いついた。

最近では、具のソースなどに見られるように、簡単手間要らずで、あっと言う間に料理がいっそう美味しくなる、そんなアイテムが次から次へと商品化されているではないか。確かに面白い。そして何より実用的だ。もともとソースと言えばフランス料理の真骨頂であり、ソースの出来映えが料理を決定づけるといっても過言ではない。一方、日本人はどちらかというとシンプルな味付けが伝統のような気がするのだが、しかし、グローバリゼーションの津波にはもはや誰も逆らえないようだ。こうした新手のソースやドレッシングなどは今後も大いに食卓を賑わしてゆくことになるに違いない。

そこでだ。きびだんご王国としても、きびだんごそのものだけでなく、その食べ方についても、新次元の提案をしてゆこうということになった。こうしたソースやドレッシングなどからヒントを得て、あっと言う間にきびだんごがいっそう美味しく食べられるような魔法のアイテムを開発してしまおうというのが、今回のミッションである。

過去にさかのぼれば、日本でもタレで革命を起した事例があるではないか。そうだ。うなぎだ。うなぎと言えば、甘みの効いたタレがかかったうなぎ丼が定番だが、あの食べ方が発明されたのは江戸時代である。それまでは、うなぎと言えば、ぶつ切りにして焼いただけの味気ない食べ物だったらしい。ところが、あのタレが発明されたとたん、庶民の間でうなぎ丼が大フィーバーしたというわけである。ちなみに、割り箸を発明したのもうなぎ屋だと言われている。う〜む、うなぎ文化恐るべし。

さて、我らがきびだんごだが、一体どんなアイテムが可能だろうか。みたらしか? 目新しさはないな。きな粉か? 既にある。チョコか? きびだんごの内部にチョコを入れたものなら存在するらしい。

とにかく、斬新かつ、アンビリーバボーなテイストを開拓しなくては意味がないのだ。そのため、我々はカレーソースや焼き肉のタレにいたるまで、ありとあらゆるコラボレーションを試してみることにした。既にきびだんご王国が誇る伝説の試食軍団、その名もグルメ四天王が動き出している。超一流のグルメハンターである彼らが、一体どんな斬新なアイデアを思いつくか楽しみだ。

というわけで、きびだんご王国の今年の夏は恐ろしく暑く、いや、熱くなることは間違いない。新アイテム開発に乞うご期待。

 

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梅雨入り

梅雨

今日から中国地方は梅雨に入った。晴れの国岡山もさすがに雨が降っている。

ちなみに、きびだんご王国のスポンサーである老舗のお菓子屋、つるの玉子本舗の平和町本店では、雨の日は「雨の日の飴」をサービスしている。もちろん、合成着色料を使っていない飴だ。さりげなく書いたが、合成着色料なしの飴は珍しい。雨の日は飴の日と心得て、是非桃太郎大通りの本店へお出かけ願いたい。

それはさておき、これから当分の間雨と付き合わないといけないとなると、少々憂鬱である。傘を持って出掛けることが多くなりそうだが、以前の日記にも書いた通り、今年は一度傘を盗まれている。カフェで一服している間に盗難に遭ったのだ。さて、どうしたものだろう。何か対策はないものだろうか。

ひとつ考えられるのは、カフェなどの店に入る際、傘も持って入ることだ。傘立てが店内にある店なら問題ないが、ドアの外にある店も多いため、やはり持って入るのが安全だろう。店から出た途端、傘が無くなっていて、しかも土砂降りというのが最悪のシナリオだ。

とはいえ、濡れた傘を店内に持ち込むとお店に迷惑がかかることも考えられる。そこで、商業施設などに見られるような傘用のビニールを持参しておき、これに傘を差し入れて持ち込むというのがいいだろう。少々面倒だが、極めて実用的だ。

それが嫌なら、自転車と同様にチェーンなどを使って傘をどこかに固定しておくしかあるまい。さすがにそこまでやると大げさだが、それにしても、そんなことまで考えなくてはならないとは日本も落ちぶれたものである。世界第二位の経済大国の地位から転落したのもうなずける。不景気は人の心まで卑しくするのだろうか。

ここはひとつ、岡山を盛り上げるために何か策を講じようではないか。せっかく晴れの国岡山に来たのに雨が降っていた、という観光客には雨の日の特典を差し上げるというのはどうだろう。上に書いた、つるの玉子本舗の「雨の日の飴」のような発想だ。それをもっと豪華にすればいい。雨の日はホテル半額とか、後楽園で素敵なプレゼントがもらえるとか、そういう嬉しい企画だ。一年を通じて雨の日が少ないという絶対的な自信の表れとして、ますます晴れの国をPRできるではないか。予算は税金だが、観光客が増えれば税収は増す。

梅雨を逆手に取って岡山を盛り上げる方法を考えてみるのもいいかもしれない。

 

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冷やしきびだんご(その2)

夏は涼しく

昨日の日記できびだんごを冷やすとなかなかいけるという話をした。冷やしたきびだんごをパフェに入れてみたりして結構楽しんだという話だ。

しかし、よく考えてみると、日本には昔から冷たいお菓子を食べる文化があったのではないか。例えば、餡だ。確かに炊きたての餡はほかほかであり、太鼓まんじゅうなどは熱くないと美味しくない。冷えた太鼓まんじゅうなど食べる気がしない。

酒蒸しまんじゅうなどでも、やはり蒸したてが一番美味しい。最近では冷凍した酒蒸しまんじゅうを出荷前に温め直したりするところもあるようだが、一度冷凍した酒蒸しまんじゅうはお酒の香りがしないので興ざめだ。やはり酒の香りを満喫するには出来立ての酒蒸しまんじゅうに限る。もちろん、冷凍さえしなければ、冷えても酒の香りは残るようだが…

さて、話が少し横道に逸れた。冷やした餡の美味しいお菓子について述べよう。ずばり、水まんじゅうである。あるいは水ようかんも挙げられるだろう。これらは冷たいほど美味しいといっても過言ではない、夏を代表する冷菓だ。どちらも美味しいが、私のおすすめは水まんじゅうである。賞味期限が短いのが玉にきずだが、私にとって水まんじゅうは夏の密かな楽しみだ。

で、肝心の冷やしきびだんごに話を移すが、要するに、水まんじゅうのように夏の定番として冷やしきびだんごを広めてはどうかと思っているわけだ。一年中、常温で食されるきびだんごだが、岡山の夏の風物詩としてスポットを当ててはどうだろう。カフェなどで冷やしきびだんごを提供する店が増えれば話題にもなる。観光客も喜ぶだろうし、岡山のPRになるではないか。

何も、私がやったようにパフェに入れたりしてアレンジしなくても、そのまま冷やすだけでも十分美味しい。冷茶などと一緒にいただくとさらに清涼感が増すだろう。抹茶にも合いそうだし、後楽園などで観光客に振る舞ってみるというのもいいかもしれない。

というわけで、きびだんご王国は冷やしきびだんごを強力にプッシュします。皆さんも是非お試しください。

 

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文化証

文化を守れ

今、大坂で橋本市長が大坂市音楽団に対して自立を促している。最初この話を聞いたとき、文化に対して冷たいのかなと思ったが、同音楽団の経費を知って驚いた。なんと音楽士38名の小さな組織に人件費だけで年間3億6500万円(2012年度予算)というではないか。これは高すぎる。私なら、この規模の楽団なら年間1億円ももらえればなんとか運営してみせる。どう考えても経費の無駄遣いだ。橋本市長が異を唱えるのも十分うなずける。

ところで、みなさんはコンサートの適正価格をご存知だろうか。実は、有名でもない普通の音楽家の室内楽コンサートでも、一万円から数万円くらいもらわなくては採算が合わないのだ。でも、実際には3000円から4000円くらいが相場だから、実のところコンサートは基本的に赤字である。かといって、適正価格にすればチケットが売れない。これがクラシック関連のコンサートが抱える問題なのだ。オペラなど、莫大な経費がかかるコンサートとなると、もはやチケット収入で黒字にすることは不可能と言っていいだろう。

本当は、普段払っているチケット代が破格の安値であるということに人々が気づいて感謝すればよいのだが、そのような人はほとんどいない。それどころか高いと思っている人が多いのではないだろうか。バチ当たりどもめ!! 5000円以下のチケットなど本当はタダ同然なのだ。

こうした事実と現実とのギャップを周知させてこなかったのは音楽界の怠慢かもしれないが、年々文化予算が削られる今日、このままでは多くの音楽団体が消えてゆくに違いない。かといって、今更、チケット代の標準価格を全国一律に一万円程度に引き上げても観客は納得しないだろう。しかし、今のままではコンサートは赤字のままである。レコード会社が売り出しているアイドル歌手などは、コンサートはプロモーション活動の一環であり、コンサートから利益が出なくても、その後のCDの売り上げや関連グッズの売り上げで利益が確保できる。そうしたうまい話がないのがクラシック界の辛いところなのだ。

そこで、私は大胆な提案をしたいと思う。文化税の導入だ。国でできなければ、県や市単位で条例を制定して行えば良い。月々の収入から数百円程度収めてもらうのだ。給料から天引きすればよい。そして、文化証を発行する。このカードを提示すると、コンサートや美術展、その他様々な文化事業のチケットが3割負担で手に入るという仕組みだ。要するに保険証のパクリである。

もちろん、何でもかんでも適用されるわけではない。免許を取得していないニセ医者のところで保険証が使えないように、文化証も認可を受けた催し物に限って有効とする。出演者のギャラが極端に高いコンサートや不自然に高い経費を見積もっている美術展などは審査段階で振り落とし、認可を与えない。そうしなければ、残りの7割に充填する税金の意味が不透明になるからだ。認可の基準は、期待される税収から逆算して規模と数を割り出し、その範囲に収まらない数の企画が申請された場合は、例えばチケット代の安い方から優先するなど、なんらかの公平な基準を設けておけばよい。

あるいは、医者の診療報酬のように、文化証適用コンサートにおける演奏家の演奏報酬についても細かく規定し、規定以上に暴利をむさぼれないようにすればいいのではないだろうか。税金を使う以上、納税者が納得する方策を模索しなくてはならない。

とにかく、これならコンサートは本来の適正価格を維持でき、観客はいままでどおりの金額でチケットを買うことができる。チケットの販売状況を精査して、何年かに一度3割負担を2割に下げたり、4割に上げたりして調整してもよい。また、高齢者は1割負担にするとか、いろいろと工夫することもできるだろう。これならば、認可を競って質の高い催し物が増えるだろうし、観客動員数も増えるにちがいない。

クラシックを例に説明したが、ポップスなどでも芸能プロダクションに属さないアマチュアやフリーのミュージシャンなどは、もちろん大いに援助すべきである。美術や演劇なども含め、予算の許す範囲で広く文化活動を支援すればいいのだ。

こうして、岡山は全国有数の文化圏となるのである。えっ? 文化に興味のない人からも税を徴収するのかって? もちろんだ。健康で一生病院に行かない人からも保険料を徴収しているではないか。同じ理屈である。

あとは、これを実行する勇気のある政治家が現れるかどうかだ。

 

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B級グルメ

どんな料理が出てくるのかな

最近、全国的にB級グルメが流行っている。岡山県でも蒜山焼きそばや津山ホルモンうどんが賞を獲得し、いまや全国区の知名度を誇っている。

ここはやはり、県庁所在地である岡山市も奮起しなくてはなるまい。

私が以前から提案しているのが、岡山デミカツ焼うどんだ。岡山市と言えばデミグラスソースかつ丼の発祥地だし、これをライスではなく焼うどんでいただくというのは、まさにB級グルメにふさわしいのではないだろうか。

あるいは、特産品の黄ニラを用いて、岡山黄ニラまんじゅうもいいだろう。まんじゅうといってもお菓子ではない。イメージとしては中華料理の点心に近い。飲み屋などに行くと「にらまん」とかいう名前でメニューに載っていることもある。実は私はニラが苦手なのだが、この「にらまん」だけは好きなのだ。本当に美味しい。これを特産品の黄ニラで作ってはどうだろう。

または、伝統のあなご丼をチャーハン風に炒めて、岡山あなごチャーハンというのもいいかもしれない。岡山のあなご丼は知る人ぞ知るご当地グルメだが、最近では鰻丼の勢いに押されて、専門店を見かけることが少なくなった。確かに鰻のような濃厚な味わいはないが、あっさりとした瀬戸内のあなごは、職人の腕さえ良ければ間違いなく絶品である。これをB級グルメに生かしてはどうだろう。

というわけで、岡山市も是非B級グルメで全国を制覇してもらいたい。

ちなみに、邪道だが、C級グルメなども考案してもいいかもしれない。例えば、フライドきびだんごといった邪道のど真ん中を堂々と歩いて行く新しいジャンルだ。これはこれでウケるような気もするのだが…

 

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